2019年05月25日

ハクトウワシ

ハクトウワシはアメリカ合衆国の国鳥として国章に描かれています。大空に羽を広げ自由の象徴するものだそうで、大統領府から、連邦捜査局や警備会社に至るまで多くの連邦政府や法執行機関の記章に取り入れられています。1984年のロサンゼルスオリンピックのマスコットキャラクターであったイーグルサム(Eagle Sam、Sam the Olympic Eagle)もその一例です。ハクトウワシのつがいは一生涯連れ添い、推定離婚率は5%以下ということで、昔はともかく離婚率が高い現代のアメリカ社会とハクトウワシの生態とは裏腹ですが、だから愛を継続する勇気の象徴として大切なのかもしれません。

一時は乱獲、森林伐採による営巣地の減少、餌となる魚の農薬による汚染やポリ塩化ビフェニル(PCB) による汚染などによって分布域が縮小。1940年のハクトウワシ保護法(The Bald Eagle Protection Act、現ハクトウワシ・イヌワシ保護法-Bald and Golden Eagle Protection Act)が施行されたが、1967年に絶滅危機(Endangered)に分類されました。その後、継続的な保護活動により現在では個体数が順調に回復、個体数の順調な回復と生息地の存続状況を受け、1994年には絶滅危惧(Threatened)に変更。そして、2007年6月29日には米国絶滅危機種リストから完全に除外されることになりました。

ハクトウワシの婚活は命がけ、雌雄2羽のハクトウワシが爪を握り合い、お互いの強さを測るための命知らずの螺旋落下テストするからです。ペアとなると決めるまでに、まず高空でかぎ爪を組み合わせ、地上に向かって車輪のように回りながら落下します。ペアは何度かお互いの相性と勇気を確認し、グリップを離すのは最後の瞬間です(時には死に至ることもある)。お互いを死のグリップで爪をつなぎ、自らの健康と真剣さを確認して、子育てに協力し、生涯を連れ添うというのです。勇気と自由と愛、アメリカ合衆国の象徴というのも成るほどです。

巣作りは主に水辺近くの樹上、岸壁、地面など。主に魚類を捕食するほか、水鳥や哺乳類、爬虫類を食べる。



posted by Nina at 11:09| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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