2019年05月15日

筑波大学で金栗四三展

 久しぶりに母校・筑波大学(大学院博士課程単位満期終了)に足を延した。今、筑波キャンパスへ向かう道沿いには「金栗四三展」の案内が掲げられいる。NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公・金栗四三の師が嘉納治五郎先生です。

嘉納先生は東京高師校長の時に、日本国民みんなができる体育(国民体育)を作らなくてはならないとして、「長距離走と水泳」を掲げました。彼が考えた国民体育とは端的にいえば、「誰でもできる」運動です。お金がなくても、不器用でも、年齢や性別に関係なく、生涯を通じてできるものです。特に長距離走は、目標を持って取り組むことで自分自身の心も鍛えられるし、名所や旧跡を巡れば地理や歴史の勉強にもなる、ということで嘉納先生が最も推奨しました。嘉納先生の思いを継いだ金栗は、選手引退後も長距離走の普及に取り組み、市民ランナーとして市民マラソンを全国に広めました。

「いだてん」で、猛勉強して東京高等師範に入学したのは教師になるためであって、マラソンに出場するためではなかったのは当然で、卒業後は社会科の先生として教鞭をとり、部活動は陸上部を面倒見ています。オリンピックの際にヨーロッパに行っていますから、地理の教員として非常にリアルに教えたようです。金栗先生の授業は非常に面白いと生徒たちが書いたものが残っています。実際に行って見てきたヨーロッパの地理を話せる教師は当時はごくごく稀なわけですから、彼が教えるヨーロッパや世界の地理はすごく評判が良かったのも納得です。


posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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