2019年04月15日

認知症もリカバリー、水をもっと飲む

国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁氏は、『水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない』の著書があり、「実は体内の水分不足は、認知症と非常にかかわりが深いんです」と話す。

 1日にコップ3杯しか水を飲まない人は、6杯以上飲む人よりも5%程度物忘れが多いことがわかったのだ。
「水の量と物忘れの度合いは完全にリンクします。水を飲んで覚醒水準が上がると、物事を見聞きした時の印象が強く残るようになる。頭がシャキッと起きるんですね。すでに認知力が落ちていた人でも、体の細胞に水分が満たされてくれば、覚醒水準は必ず上がってきます」

竹内氏によれば、「老化とは体内の水分を失っていく過程」なのだという。そもそも、人間の体の大半は水分でできている。子供の水分量が約75%なのに対し、成人では約60%、高齢者は約50%と、次第に減少していく。

「血液はもちろん、体の細胞全てに水分は含まれています。中でも、体内で水分を最も蓄えているのは筋肉です。筋肉の75%は水分なので、筋肉量が少ない高齢者は水分不足に陥りやすい」

 さらに、感覚の鈍化により、喉が渇いてもそれを感じにくくなることで生じる “摂取量の減少”や、腎機能の低下により尿に含まれる水分の割
合が増える“排出量の増加”が追い打ちをかける。

「そうして体内の水分のたった1%でも欠乏してしまうと、意識がぼんやりしてきて、意識障害に陥ります。体重50kgの人なら、1%は250ml。500mlペットボトルのたった半分の量なんです」

 竹内氏はさらに「認知力の低下の原因に関係するのが、脳の覚醒水準、つまり、意識がハッキリあるかどうかなのです」という。
 認知症になる高齢者のほとんどが、意識がぼんやりしている状態だという。例えば、夏の熱中症で考えてみてほしい。熱中症でまず表れる症状は意識レベルの低下だ。頭がぼーっとして、そのうち体がふらつき、倒れてしまう。

「体から水分が1%減ってしまうと、体全体の細胞を正常に機能させることができなくなるため、意識が朦朧とし、熱中症になったような意識障害が起こるのです」

 体内の水分は、おしっこ、汗、排便などで、生きていれば毎日必ず体から出ていく。出ていった分を補わなければ、欠乏状態になるのは当然のこと。欠乏した状態・脱水が継続していけば、最初はちょっと頭がぼーっとするというところから始まり、そのうち物忘れが続き、本格的に認知症が始まっていく。飲んでいる水の量が多い人の方が物忘れが少ないことは、今から8年前、竹内さんが鳥取県琴浦町の老人クラブの協力のもと行った健康実態調査(65才以上で介護保険未申請の4827人対象)でも実証されている。

 徘徊や夜中に大声をあげたり暴れたりする認知症の症状は完全に水分不足であり、しっかり水を飲めば、数日で劇的によくなると竹内さんは言う。「若年性認知症も高齢者の認知症も原理は一緒。物忘れ防止のためにも、40〜50代から水を飲む習慣を身につけておいた方がいいんです」
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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