2020年07月30日

インプット/アウトプット

大学生を対象に、勉強時間のうち「インプット」(教科書を読む)と「アウトプット」(問題を解く)をそれぞれどのように時間配分して勉強しているかを調べた研究によると、インプット対アウトプットの平均的な比率は7対3でした。また、セミナー参加者(社会人)の88名を対象に行った調査では、インプットとアウトプットの比率は、7.1:2.9。やはり7対3という結果になりました。

ほとんどの人がインプット中心の勉強で、アウトプットの割合が4割以下の人が全体の88%を占めるという学び方を行っていることがわかりました。学生も社会人も、ほとんどの人がインプット中心の勉強をしているのが現実です。


一方、コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が興味深い実験をしています。
小3から中2までの100人以上の子どもたちに、「紳士録」(人名年鑑)に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するように指示。 子どもたちに与えられた時間は9分間でしたが、そのうちの「覚える時間」(インプット時間)と「反復練習の時間」(アウトプット時間)の割合は、グループごとに異なる時間が指示されました。もっとも高い結果を出したのは、約40%を「覚える時間」に費やしたグループでした。 年長の生徒になると「覚える時間」が少なくて済むようになり、「覚える時間」に約30%の時間を費やしたグループが高得点をとりました。アウトプット比率でいうと、初心者は6割、熟練者は7割の時間をアウトプットに振りわけるのが、効果的な勉強・学びの方法といえるのです。

出典:精神科医・樺沢紫苑著 《教科書をじっくり読むより、問題をどんどん解いていこう》 『アウトプット大全』サンクチュアリ出版



つまり、 多くの人は、「インプット過剰/アウトプット不足」に陥っており、それこそが「勉強しているのに成長しない」最大の原因ともいえます。効果を生むには、インプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識すると良い。

アウトプットとは、行動のこと。 行動しなければ証は何も得られないのだと、 「行ずれば証はそのうちにあり。行ぜずして証は得ることなし」と 禅の教えにもある。ただ頭に知識を詰め込むというインプットなら、それは今やITやAIの方が数百万倍優れている。
行動することこそが、人間の人間たる証だ。考えて解決する問題など皆無である。 問題を解決するには行動するしかない。これからは行動の時代だ。 勝利は行動した人間のものだ。

posted by Nina at 08:06| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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