口腔ケアで口の中を清潔にすると、唾液の分泌が促進されます。また、歯ブラシなどで「唾液腺」を刺激することで、唾液腺の働きを活発にし、意図的に分泌量を増やします。唾液には歯や口の粘膜を保護したり、虫歯や歯周病を予防したりする役割があるため、唾液の量を増やすことは口腔ケアにおいて重要なポイントです。
先月、刊行された 岡田弥生著 『シニアのための口腔ケア』 では、
http://nashinokisha.theshop.jp/items/12045956
笑うことも、「いただきま〜す」も口腔ケアだと、新たな視点で歯ばかりでなく、口のなか全体を見直す大切さを教えています。
やがて介護される人、する人に知ってほしい51項目を丁寧に教えてくれます。
ブラシングの原則は「食べたら磨く」が基本ですが、最低でも一日一回は、寝る前に丁寧に磨きましょう。歯磨き粉は原則としては必要ありませんが、使用する場合、小豆大の少量を使用するとさっぱりします。液体歯磨きやデンタルリンスを使うのもいいでしょう。
歯肉炎(歯ぐきの腫れ)の予防には、定期的に歯垢取り、フッ素塗布をするとよいでしょう。舌には舌苔(舌の表面にできる白黄色から褐色の汚れ)が付いてしまうことがあり、そのままにすると細菌の温床になり、口臭の原因になるのでやわらかいブラシや舌ブラシで軽く清掃するといいそうです。通常の歯磨きにプラスして、時折、歯医者で歯石や舌苔のメンテをしてもらうのが最善です。
【関連する記事】
- 「質問通告遅いから」は事実誤認
- 深夜にも対応の高市首相、上手に休め
- さなえのミックス始動
- こんな米国
- 韓国で日本の歌が大人気!?
- 一人旅の旅先えらび
- 21日、首相指名選挙
- 731部隊映画が公開延期に 原因不明、不満の声も―中国
- ハーンと妻・セツ
- イタリア映画「海の上のピアニスト』
- ベルリンの少女像、撤去に応じず
- エマニュエル・トッド氏、グローバリズムの変容を説く
- 交流会のご案内
- 北川進氏にノーベル化学賞
- ノーベル生理学賞、坂口教授らに決まる
- 歴史認識について、ChatGPTに聞いてみた
- 我孫子町から始まった、我孫子の発掘
- 高い市場、総裁選への反応
- 自民党新総裁に高市さなえ氏
- 黒澤映画が魅せた影響力


