50歳を過ぎるといろいろなことを考える、「いつまで現役で働けるのか」「人生100年なんていうけど、いつまで健康でいられるのだろう」など。現代の50歳代は無貯金の世帯は少なくない。自分の仕事と健康のことに加えて、脳裏をよぎるのが、「老後のおカネ、大丈夫かな」という不安である。
金融広報中央委員会が毎年定期的に行う「家計の金融行動に関する世論調査」(2017年)によると、2人以上世帯で貯蓄ゼロという世帯が、50歳代だと31.8%にも上っている。そこそこの給料をもらっているとしても、55歳で早期定年になったら3割減給だ。子供が大学生で学費負担が続いていたら、貯蓄をするチャンスはなくなる。そうでなくても、3人も大学生などという家計で、食費がかかる、下宿代がかかるとなったら、子供はアルバイトで小遣いを稼ぐにしても、それだけでは収まらないだろう。
2018年07月26日
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