経営者たちに「あなたの場合、どのようにそのセンスが磨かれたのか」と聞いていくと、ひとつの共通点が浮かび上がってくる。
それは「大量に本を読んでいる」ということだ。マーケティングの小坂裕司によれば「感性(センス)は情報量に比例するということが、最近の感性工学の研究でわかっている」という。
言い換えれば、大量の情報を浴びるように吸収する習慣を持てば、かなりの人がセンスを磨けるということだ。
それでは、どうすれば発想力そして行動力に直結するような情報収集ができるのだろうか?
これには三つの方法がある。
ひとつめは、「本との出会い」。
二つめは「人との出会い」である。
そして、三つ目の方法。
これはほとんど知られていないが、極めて効果的な情報入手法だ。
それは「テープ(CDやデータファイル)との出会い」である。
成功した経営者や優れたコンサルタントの話のテープ、いわゆるビジネスCDを聴くのである。
優れた経営者がやってきた数十年の経験を、ほんの1〜2時間で学べる。
成功だけでなく、失敗からも学ぶことができる。
顧問契約すれば非常に高価なコンサルタントが、その方法論を惜しげもなく公開している。
しかも肉声を聞くことができるので、本では伝わりきれない、細かなニュアンスを把握できる。
このような様々なメリットを考えると、こうした話を聴く習慣のない人は、大変なハンデを背負っているとしか思えない。
また、紙に書くことも重要だという。やり遂げたい目標を書きだしていくと、脳が潜在意識にインプットしていき、脳は目的を達するための答えを探し始める。脳の構造上、目標にむかって答えを探し出すように動きだしているので、自動的に情報収集することになる。この効果的な時間が寝る時や起きる時だという。それを紙に現在形にして書いておく
「私は〇●をする」、「私は〇●になる」、「私は〇●ができる」。
そして、その紙をみて実現した姿を想い浮かべニンマリすると、脳に良い刺激になる。
これを書写していくと、いいという人もいます。つまり、脳にすり込ませるプロセスを上手くすると脳が日夜動き出した木曜に近づけようとするわけです。これをiPhoneのメモ帳に書いておくのなら今流です。
神田昌典『【新装版】非常識な成功法則』フォレスト出版
お金をつくる目標を立てるとそれが癖になって、お金がたまって来る。お金が減っていくよりよほど健全なお財布に健全な精神が宿るです。自立して生きていけることは、精神の自由であり、依存しない自信になります。
知識が増えると、想像もつかないようなところで、ある事象と事象が関連づけられることが多くなる。
ある言葉や、情報や現象、がまったく関係ないと思われるようなところで、パチッと火花をちらしたように、「ああ、これって関連してる」と思える瞬間がいくつも出てくる。それは、創造力が高まったということであり、センスが豊かになったということ。
センスのいい人は、例え話が上手だ。
知識が豊富で、さまざまな情報に関するフックが研ぎ澄まされている。
多くの読書をして、たくさんの人と会い、様々な講師の講演や落語でもいい、CD、テープを聴く…
情報量を増やして、常に自分のセンスを磨き続けたい。
光が当たるとは、成功するということでもある、光が強く当たれば、しかし、その影は濃くなる。明暗のアンバランスが際立ってくるとはトラブルが起きやすくなるわけで、フツーであること、曖昧にしておく良さ、中庸の意味にも同時に気づく時である。なぜなら、成功できる陰に実は自分の力だけではない要素があるはずなど、思いもよらないと思わぬ事態になる。家族を大事にして、稼いだお金、名声などでもあれば、人のためにも使うべきだとはこのことです。この世の中、独り占めにできるようにはなっていない、残していくにはどうすることが後々をさわやかにしていけるかも、考えて脳に叩き込めばそれなりにその人の周りに後も笑顔が続き、頭たれて、教えとして伝わることになります。
2018年07月24日
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