北朝鮮首脳が板門店の軍事境界線を越えた。日本の戦後初、朝鮮戦争は未だ休戦中なのだが、長きの時を経て韓国の子供たちからの歓迎の花束を受け、金正恩委員長が「平和の家」で文在寅大統領の会談が行われることになった。緊張が高まる核保有、度々の核実験、米軍艦隊が日本海を巡回するなど、国際館の脅威が高まる中で、冬季オリンピックに北朝鮮が参加しないのかなどの危惧を経て、ここ数日で一気に南北朝鮮の平和会談の運びとなりました。
これは21世紀のピョンチャン・オリンピックの効果もあるのではないでしょうか。
1948年に成立したばかりの朝鮮民族の分断国家である大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の間で、朝鮮半島の主権を巡る国際紛争がおきたのです。1950年6月25日には、金日成率いる北朝鮮が中華人民共和国の毛沢東とソビエト連邦のヨシフ・スターリンの同意と支援を受けて、国境線と化していた38度線を越えて韓国に侵略を仕掛けたことによって勃発した。
私の中でも平和への努力が実を結び、南北が握手するのを自分が生きている間に目にすることができて、感動がありました。東西ドイツの壁が崩壊し、南北ベトナムも統一されていったことも、夢のようでしたので、これまでなぜ東アジアの日本の最も近い朝鮮半島で実現できないのか哀しいいことでしたが、うれしいGW前の晴天の青空です。
写真はクリックで拡大
【関連する記事】