エンジェルスで大リーグデビューの大谷翔平は、米国の解説者も唖然、言葉なし。二刀流に否定的だった大先輩、張本も顔色なし。「いずれ、国民栄誉賞!」と早くもこんな声も、三日の快進撃に出てきてしまう。A・ロッド氏などは「メジャーが高校野球レベルに見えてしまう」と、絶句。
今月3日のインディアンズ戦で初ホームランを打ち、続く4日の試合でも大リーグ屈指のピッチャーから2試合連続でのホームランを打ち、続く6日、本拠地のアナハイムで行われたアスレティックス戦に、8番・指名打者で出場し、チームが6点を追う2回の第1打席に2ボールからの3球目の速球を捉えてセンターへのソロホームランを打ちました!!!
これで、大谷選手は試合がなかった5日をはさみ、本拠地のデビュー戦から3試合連続でのホームランとなりました!!!
このあとは4回の第2打席はノーアウト二塁のチャンスでセンターフライ。5回の第3打席は満塁のチャンスで迎え、観客が立ち上がって大谷コールがわき起こる中、フォアボールを選び、押し出しで打点を挙げました。そして、7回の第4打席はファーストゴロ。8回の第5打席は空振りの三振で4打数1安打、フォアボール1つで2打点でした。試合はエンジェルスが13対9で逆転勝ちしました。
大谷「自分のスイングの形で打てた」
大谷選手は3試合連続のホームランについて「感触がすごくよかった。バットの芯で捉えていて、しっかりと自分のスイングの形で打てたと思う。1点でも多く取って試合の後半に入っていけるように、何とか出塁しようとしたが、結果的にホームランになったのはよかったと思う」と振り返っていました。
大谷選手は日本人メジャーリーガーでは松井秀喜以来の3試合連続本塁打となり「すごい光栄なことです」と恐縮しきり。「内容的に、結果的にホームランになっているというのは、いいスイングができているんじゃないかなと思う」と喜びながらも、「ただ、今日もいくつかチャンスの打席でものにできなかったところもあるので、しっかりと内容も考えながら次に向けて頑張りたいなと思います」と反省も忘れなかった。2日後には、初勝利を挙げたアスレティックスを相手に、再び先発登板する予定で、2回目の対戦については「日本と変わらない感じで調整できていると思う。前回の登板の内容を踏まえて、同じ相手にどう投げるか考えて、対策を立てて臨みたい。いい試合が続いているので、先発投手としての役割を果たせるように頑張りたい」と話していました。
大リーグで投打の二刀流でプレーする大谷選手は、キャンプ中から先発投手として登板する2日前は、打者として試合に出場せず、先発投手としての登板に向けた調整に専念するケースが多くなっています。しかし、6日の試合前はブルペンに入って、速球と変化球合わせて43球を投げたり、50メートルほどを全力で8回走ったりするなど、投手としての調整をしたあと、野手とともにフリーバッティングの練習を行いました。
フリーバッティングでは30回のスイングのうち、13本が外野フェンスを越えるなど調子のよさをうかがわせ、8番・指名打者で出場した試合では、3試合連続ホームランという結果を出しました!!!
アスレティックスには今月1日、投手としてのデビュー戦で対戦し、6回3失点で勝ち星を挙げていますが、バッティングが好調な中、投手としてどんな結果を出すのか注目される登板になります。(*^^)v
2018年04月07日
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