2日目の28日は、日本の最も西に位置する与那国島を初めて訪れ、島固有の与那国馬や伝統芸能の踊りなどをご覧になります。
最終日の29日は、沖縄本島の豊見城市で、沖縄が発祥の地で、2年後の東京オリンピックの実施競技になった空手の演武などをご覧になります。
両陛下の沖縄への訪問は、平成26年、戦時中に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の犠牲者の慰霊などのため、沖縄本島を訪ねられて以来で、4年ぶり11回目になります。両陛下は、先の大戦で20万人以上が犠牲になるなどした沖縄の苦難の歴史を思い、毎回、戦没者の慰霊や遺族などとの交流に臨まれてきました。
来年4月の天皇陛下の退位を前に天皇皇后として最後になると見られる今回の沖縄訪問でも、最初に犠牲者の慰霊に臨むことになっていて、改めて平和への思いを表される旅となりそうです。
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