種村季弘著・『ヴォルプスヴェーデふたたび』(筑摩書房)は1980年に刊行された、ヴォルプスヴェーデ派の画家たちを論じた風景画論だ。フォーゲラーがヴォルプスヴェーデに住んでいて、白樺派とも書簡のやり取りをしたというのは、研究者の間では知られている。種村は半年ほどドイツにいた間に行ってみると、詩人リルケが訪れた1900年頃に画学生の集まる芸術家コロニーとなっていた村のようすが維持されているとの感想をもったようだ。歴史、伝統文化を護ろうとの意思の人が多くいるのに違いなく、北ドイツの村の大湿地には貴重な自然の動植物が生息するため官民協力して国、県、市町村も相当に拠出して管理維持することに徹している、という。
http://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=4122
「悪魔の湿原(Teufelsmoor)」とは、下記URLにある地図をクリックすると右手上方に という文字がみえる。どうも、手賀沼、利根川ばかりでなく「かじ池」や「古戸根沼」などのように沼が点在する我孫子のようなところだと分かる。
https://en.wikipedia.org/wiki/Hamme_(river)
The Hamme is a 48 km long river in Germany, Lower Saxony, north-east of Bremen.
Its source is north of Osterholz-Scharmbeck. It flows through the moors north-east
of Bremen called Teufelsmoor (German for dead moor)
そこで、海津にいなも現地に行って、見ることにした!
そして、今になって考えると、なんだか我孫子市の頑張ってきたことも、凄いなと思えてきた。
国が、県がと当てにできないない部分を市民が護って、頑張っている部分がある。
そういうボランティア精神が旺盛なのは、土地柄によるのかもしれない。
土地に教えられる、自然と教えられるのかもしれない・・・・。
洋の東西の天才たちがそうであったように、自然は師なのであろう。
来週には、12月市議会へ上程の議案の説明会が来週に予定される。
我孫子が、町から市となって2020年には50周年となるのだが、最初に立ち返って、自然に学んだ我孫子町の人々、新しく土地を買って家を建てて住民になった人々の環境への行動に思い馳せて、新しい時代へ向かっていきたいと考えるのだ。
2017年11月13日
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