2017総選挙の先行きは、早くから世論調査で予想されてきてほぼ定まった感じで、それよりは台風の進路を見越して期日前投票所にいったが、込み合っていたというのが予想外だったと話に出てくる。自公で過半数確実の情勢は、未明に大勢が分かるのだろう。
最近、動画の検索が面白い。選挙演説も聞けるし、国会議員は党での日常活動までも動画配信している。その他にも、我孫子ゴルフ倶楽部での女子オープン戦、柏レイソルのサッカー、フィギュアスケート世界大会、東京ドームの野球も名場面が見られ、国内外の音楽も無料で聞き放題!
雨の週末、軽快なABBAの曲をYoutubeで探してみた。
グループ名の由来は、メンバー4人の頭文字を取ったもの。元々は、「Björn & Benny, Agnetha and Anni-Frid」という長い名前だったが、ある日マネージャーが、グループ名を記す際に、適当にイニシャルを並べて「ABBA」と書いたことが発端でオフィシャルなグループ名になった。中でも彼らの「ダンシング・クイーン」は、色々なシーンで良く耳にする彼らのヒット曲だ。
メンバー4人はスウェーデン出身、ノンネイティブながら英語フレーズが中学英語でも分かり易い、心地いいリズムで歌いかける。ABBAの「スウェーデン訛りの英語」がキュートだ』と、 楽曲の良さも加わってアメリカで人気になった。非英語圏の中でも積極的に英語を使う国なので、日本語のように文字も文法も近似性がない国よりは、ずっと習得が早いはず。それでも世界的にヒットし始めたその時はまだ、英語はうまく話せなかったということで、話すとスエーデン訛りが出ていたと告白する。歌い方に関しても『正確に発音しよう』として歌うため「不自然に正確な、はっきりした発音」だとも言われたそうだ。 日本語の曲を出している海外アーティストで「インタビュー時の日本語は変だけれど、 歌を聴くと全く違和感が無い」と云う、そんな感じなのだろう。
因みに・・・
「Waterloo」(恋のウォータールー)がかなりヒットし、ロンドンのターミナル駅名という事もあって、 ロンドンっ子に「Waterloo」のアクセントがスウェーデン訛りで歌っているとからかわれ、それが却って話題になって知れ渡った。その後、ボーカルの女性二人は発音の特訓をし、歌詞を発音しやすい単語を選ぶなどして、発音への批判をかわすという作戦で、「ダンシング・クイーン」以降も世界的な大ヒットをつぎつぎに繰り出したのだった。
Youtubeを見て、沢田研二が作詞・作曲家でもヒットがあり、最近には『我が窮状』なる自作曲を動画でアップしていたのを9月のブログにも書いた。
下記は、GSブームの後、ソロ歌手で活躍するようになっていた沢田研二が1975年暮れに発売したLPの一曲。作詞・作曲は、河島英五(シンガー・ソングライター)のデビュー期の作品で、川島自身も歌っている。改めて、27歳時の沢田研二の歌唱ぶりをみると何かスターになるだけの理由が分かる。
日本経済は、ジャパン・アズ・ナンバーワンとばかりに、NYの目抜き通りの不動産を購入して元気盛んだった。若者もバブル経済を謳歌するようにディスコやカラオケが大賑わいさせて、テレビ局の歌番組も盛んだった。それがバブル崩壊後、長期デフレで振るわなくなった一方で、中国の台頭、台湾、香港では日本のスターの曲がカバーされるようになっていた。中国女性(?)もジュリーのファンは多くいたようで、現在はその曲をカバーする歌手も出てくるなどの現象がおきているのだそうだ。いつしか、YOUTUBEでそうした歌手の動画に中国語の書き込みがされて投稿がされている・・・・不思議なグローバル化時代だ。
そして、年を経てジュリーも還暦を超え、ヒット曲を80曲厳選して公演した(2008年)。さすが、伝える力がより強くなっているように思えるのは太目になったせいだろうか。若さが一生続くのは、誰にもやはり、あり得ない。独特の京都弁で、まつ毛にも白髪がと話しながら「もうどうでも、ええわ」と笑わせる一コマもある。全国にコンサートで巡り、今や男性ファンも多くコンサート回数が増えているという。
Youtubeでは、26歳で亡くなった尾崎豊の歌も聞ける。不可解な事故死、自死ともされる。だから映像は若くて、人気を生まれ持った情熱のミュージシャンのまま。夢や愛、生きる意味をストレートに表現、その過激な歌詞が尾崎豊の真骨頂だった。
『卒業』(作詞・作曲:尾崎豊)
校舎の影 芝生の上 すいこまれる空
幻とリアルな気持ち 感じていた
チャイムが鳴り 教室のいつもの席に座り
何に従い 従うべきか考えていた
ざわめく心 今 俺にあるもの
意味なく思えて とまどっていた
放課後 街ふらつき 俺達は風の中
孤独 瞳にうかべ 寂しく歩いた
笑い声とため息の飽和した店で
ピンボールのハイスコアー 競いあった
退屈な心 刺激さえあれば
何でも大げさにしゃべり続けた
行儀よくまじめなんて 出来やしなかった
夜の校舎 窓ガラス壊してまわった
逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった
信じられぬ大人との争いの中で
許しあい いったい何 解りあえただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ 解っていたこと
この支配からの 卒業
誰かの喧嘩の話に みんな熱くなり
自分がどれだけ強いか 知りたかった
力だけが必要だと 頑なに信じて
従うとは負けることと言いきかした
友だちにさえ 強がって見せた
時には誰かを傷つけても
やがて誰も恋に落ちて 愛の言葉と
理想の愛 それだけに心奪われた
生きる為に 計算高くなれと言うが
人を愛すまっすぐさを強く信じた
大切なのは何 愛することと
生きる為にすることの区別迷った
行儀よくまじめなんて クソくらえと思った
夜の校舎 窓ガラス壊してまわった
逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった
信じられぬ大人との争いの中で
許しあい いったい何 解りあえただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ 解ってたこと
この支配からの 卒業
卒業して いったい何解ると言うのか
想い出のほかに 何が残るというのか
人は誰も縛られた かよわき子羊ならば
先生あなたは かよわき大人の代弁者なのか
俺達の怒り どこへ向うべきなのか
これからは 何が俺を縛りつけるだろう
あと何度自分自身 卒業すれば
本当の自分に たどりつけるだろう
仕組まれた自由に 誰も気づかずに
あがいた日々も 終る
この支配からの 卒業
闘いからの 卒業
キーワード検索すると、国内外の動画を簡単に見つけ出すことが出来るので、お時間のある時に試してみてください。
2017年10月22日
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