この夏にしては、幸い、梅雨明けで涼やかな風も吹く一日、手賀沼公園・平和記念碑ー蓮見船遊覧ー水の館・鳥博ー相島井上家住宅ー将門の井戸・神社ー村川別荘ー白樺文学館ーリーチ碑 と我孫子の街の東西を駆け足で巡ってきました。まずは、写真をピックアップして掲載します。
船の操縦兼ガイドさんが、「この時間帯でこんなにたくさん花が開いている日は珍しい。今日のお客さんはついていますよ」「こないだのお客さんはボラが船に飛び込んできて、一人のお客さんは口をあけてたらはいちゃった」「それは大ぼらでした」「それならトビウオも飛んでくるの見られるの?」などなど、乗船客と愉快なやり取りで、蓮の群生地につくと、葉をかき分けてジャングルクルーズのような感じで蓮の葉を分け入って、花の多く咲く場所に分け入っていくのは、なかなかの野趣味で水上の自然とじっくり向き合える貴重な体験になりいました。夏休みの子供の体験にも打ってつけでしょう、夏にお勧めの観光コース(一人状先代・千円)です。
もちろん、ランチは水の館の「米舞亭」でということになり、野菜たっぷりカレーを注文。カレーの主役である野菜にはイタリアン・ナスと言われる極細ナスやカボチャを素揚げなどに夏らしいアレンジにしており、工夫が感じられ美味しかったです。
我孫子には伝説、物語も多く残り、その一つが将門伝説です。実は、我孫子に将門の本拠地があった、というもの。将門が朝敵となって追われ、巻き返しを図るとなると口の堅い村人のいる所に郎党が集まる。その重要な拠点であったので、その後もひっそりと将門神社がお祭りされ、命をつなぐ水であった井戸の場所が語り継がれてきた・・・・。と、地元郷土史家の方からお聞きした事が。
白樺博物館・杉村楚人冠記念館・村川別荘三館共通入館券
一般600円、高校生・大学生400円(一人各館1回利用。個人のみ。)
※各館とも個別料金は、一般300円、高校生・大学生200円
※中学生以下は3館とも無料です
各館で一か月有効とは、なかなか気の利いた「おもてなし」だなあと思いつつ、「またいらして下さい」となりました。市外の方からもコメントをいただき、我孫子を輝かす観光の工夫、知恵を生かせるか、2020年はすぐそこ、正念場です。
【関連する記事】