さいたま市では、日本一を目指して植樹を進めていた見沼田んぼの桜回廊の総延長が今年3月、20キロメートルを超えた。12年度までの既存の桜は、ソメイヨシノを中心とする18.2キロメートル、1813本。都市部の近くに豊かな自然が広がる見沼田んぼの桜なので、2013年度に「目指せ日本一!サクラサク見沼田んぼプロジェクト」を開始。官民連携の実行委員会を通じ市民や企業から植樹のための寄付を募集した。14年1月から16年12月までに集まった寄付は約140件で総額約1600万円。苗木の現物も寄せられた。既存の桜から2キロメートル延長し、20.2キロメートルになった。
清水勇人市長は新幹線を生かした東日本の各都市との連携を念頭に、桜回廊について「桜の名所が東日本全体にいくつかある。函館、青森、盛岡など開花時期がうまくずれているので、観光ルートの一つに取り上げていければという思いがある」と話した。市は「桜の下を歩ける桜回廊としては日本一」とアピールし、多くの人に散策を楽しんでもらいたい考えだ。見沼田んぼの桜回廊は同市北、大宮、浦和、緑、見沼区にわたる見沼代用水の西縁と東縁、通船堀に沿って桜が連なる。青森県弘前市の岩木山の山麓の20キロメートルの桜並木が「世界一の桜並木」とうたわれることから、それを超える長さを目指した。日本一の目標には想定外の事態も発生した。プロジェクト開始後に、岐阜県各務原市に総延長31キロメートルの桜回廊があり、日本一を称していることが判明したのだ。だが、市は「市民、企業、団体と行政が一体となってつくり上げ、実際に桜の下を歩ける桜回廊ということでは日本一と考える」と胸を張る。
開花時期を長く楽しめるよう、エドヒガンザクラやミヤビザクラ、ヤマザクラなど8種の桜の植樹を進めた。桜回廊には165本を植え、休憩するためのベンチなども整備。桜回廊の近くの公園や緑地などにも既存の3075本に加え、193本を植樹。見沼田んぼ周辺で計5246本の桜が楽しめることになった。
参照:日経新聞 2017.3.24
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