上野駅でJR常磐線快速に乗り、33分で我孫子駅に到着。南口の観光案内看板で手賀沼の場所を確認し、散策に出発した。緩やかな坂を下ると、手賀沼の眺めが開けた。湖畔は公園に整備されている。公園手前で広い道を左に折れて、我孫子市の親水施設「水の館」を目指す。目的は水の館1階「旬菜厨房 米舞亭」での食事。湖畔のメーンストリートを30分ほど歩く。空に突き出た水の館の展望塔が目標だから、絶対に迷わない。
柏市側の対岸には4月23日に農家レストラン「野菜レストランSHONAN」が開業したばかりで、店内とテラス席計130席の平屋。道の駅の直売所に野菜を出荷する農家3人が「地元野菜をここで味わってほしい」と、運営会社「沼輪」を立ち上げて開業した。野菜サラダバイキングとセットで1100円だ。
一帯は農をコンセプトにした観光スポットとして注目を集めそうだ。
我孫子市側には、水環境保全や農業振興を図る複合施設「水の館」に、公設民営の農家レストランがオープンさせた。我孫子市は2015年、県から水環境保全啓発施設だった水の館の建物(4階建て)と土地を無償譲渡され、昨年度、国、県の補助を含め計5億3000万円で改修した。2、3階には手賀沼課や農業委員会事務局などが本庁分館から移転。1階は農業振興を図るため、農家が出資する運営会社「あびベジ」(大炊三枝子社長)が、農家レストラン(60席)と農産物直売所を経営する。レストランは午前11時から午後5時まで。地元のコメと野菜にこだわり、直売所で売れない規格外の野菜を食材として使用して、カレーやサンドイッチなどを提供する。 我孫子市職員は「柏側のレストランと切磋琢磨して、手賀沼の魅力を高めていきたい」と話している。
参照:毎日新聞(5/2)
2017年07月01日
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