東京都の築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転をめぐり、予定地を高額で取得したのは不当として、石原慎太郎元知事に約578億円を請求するよう東京都に求めた住民訴訟で、石原氏は23日までに、補助参加人として訴訟に加わる申出書を東京地裁に提出した。
石原氏の代理人弁護士によると、小池百合子知事が1月、石原氏に責任はないとする従来の主張を見直すと発表したのを受け、11日に「混迷を極めたのには、小池癌知事にあり」と申出書を提出したという。
都側の弁護団は当初、4月に新たな方針を明らかにするとしていたが延期しており、31日の次回口頭弁論期日で表明する可能性がある。
行政の責任というのは二つ種類があると思う。それは作為に対する責任、もう一つは不作為に対する責任だ。すべきことをしなかった責任があると思う。小池知事に問いたい。
私は当時の最高責任者として、審議会なり、特別委員会なり、あるいは議会が調査権を持っていろんな調査もして、委員会でもきわどい採決で可決されたわけだが、それを踏まえて最高責任者として豊洲の移転に裁可を願いたいということで、承諾して裁可した。行政の責任は当然裁可した最高責任者にあることは認める。しかし、やるべきことをやらずに、事を看過し、日々築地で働いている人を生殺しにしたままほったらかしにして、しかもランニングコストにべらぼうなお金がかかる、あるいは築地の方々に対する補償にべらぼうなお金がかかる、こういった混迷、迷走に対する責任は今の都知事、小池さんにある。
この問題について最高権威の学者さんたちの話をじかに聞いた。「豊洲の現況というのは全く危険がない」と。「風評に負けて豊洲がこのまま放置されると、科学が風評に負けたことになる。これはまさに国辱だ、世界に日本が恥をかくことになる」という忠告ももらった。・・・ 詳しくは下記URLで
出典 http://www.jiji.com/jc/v4?id=201703ishihara0002
2017年05月26日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック