ところで「脳腸相関」という言葉をご存知でしょうか?
「腸」と「脳」、一見、関係ないようなふたつの器官ですが、実は密接なつながりがあります。
これまでの研究によって、腸は消化吸収のためだけの器官ではなく、人間の体における最も大きな免疫系組織であり、多くの神経系・内分泌系組織が集まっていることがわかっています。そのため、腸は「第二の脳」とも呼ばれているのです。また、物事や状況を判断する「脳」は、実は「腸」を動かすために生まれた神経細胞が進化したものと言われています。そして、脳と腸は相互にメッセージを伝え合い影響しあう関係にあり、この関係を「脳腸相関」といいます。たとえば、脳がストレスを感じると腸の動きが変化して便秘や下痢になることがあります。反対に腸の調子が良くなることで脳がリラックスしてぐっすり眠れることもあります。
つまり、腸内環境を整えることでストレスを改善できる可能性があるのです。
・毎日、体を動かす
運動にはネガティブな気分を発散させたり、心と体をリラックスさせて睡眠リズムを整える作用があります。効果的なのは、ランニングやサイクリング、ダンスなどの有酸素運動ですが、それらはハードルが高いと感じる方は、体がぽかぽかして、汗ばんでくる20分程の散歩でも効果があります。1日にたくさんやるのではなく、継続することが大切です。
・笑ってみる(考え方を変える)
笑いは心を軽やかにして、困難を乗りこえる力をつけてくれます。笑うことで、バランスのよい物の見方と、広い視野がだんだんと身についてくるのです。失敗した時も自分を責めるのではなく、失敗を認めて自分を笑い飛ばしましょう。なによりも、笑うことは周りの人とリラックスした関係を築くうえで、とても役に立ちます。
・お腹に手を当てて腹式呼吸をする
不安や緊張が強くなると、運動をしているわけでもないのに、呼吸が浅くなり、心臓の鼓動も速くなります。そんな時には、腹式呼吸をしましょう。3秒数えながら息を口からゆっくりと吐き出し、同じように3秒を数えながら鼻から息を吸い込みます。
また、「脳腸相関」を通じて腸から脳に働きかけることも、ストレスケアにつながります。ヨーグルト、キムチ、納豆、みそなどの発酵食品や食物繊維を多く含む整腸効果のある食べ物を摂ることが効果的と言われています。
出典:カルピス
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