東芝の綱川智社長が昨日2月14日(火)18時30分から本社ビルで記者会見を行い、7125億円の原発関連損失を計上したことを発表した。同日予定されていた2016年4〜12月期連結決算の発表も1ヶ月延期の”異常事態”に、綱川智社長「心よりおわび」と謝罪した。
米原子力事業で約7000億円損失が明るみにでて経営危機に陥っている東芝だが、綱川社長はこの日の会見で、海外での原子力事業について、新規受注は減らすとしながらも「戦略的選択肢を検討していく」と継続を明言。一方、主力の半導体メモリー事業は分社化し、外部資本を導入する方針を示した。
他方、日立はウラン濃縮技術事業撤退で700億円損失見込み、三菱重工は米国原発事故で約7500億円の賠償請求を受けている。
2017年02月15日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック