石高さんはその少女が誰なのか捜し、1年経っても見つからなかったが、情報を専門誌に寄稿したのがきっかけで96年暮れ、新潟県の警察関係者から「それは横田めぐみさんだ」と指摘された。97年1月、めぐみさんの両親と会い、「拉致された少女はめぐみさんだ」と確信した。 情報は一部で知られるところとなり、他社の記者らも取材に動いた。97年2月3日、「めぐみさんが北朝鮮に拉致されていた可能性が強まった」などと週刊誌「アエラ」(現・朝日新聞出版)と産経新聞が報じ、西村真悟衆院議員(当時)も国会質問で取り上げた。
めぐみさんが拉致される2カ月前の77年9月、久米裕さん(拉致当時52)が石川県の海岸で失踪した。石高さんはこの事件も取材。地元の警察官から「関係者への捜査で北朝鮮による拉致の疑いをつかんだが、捜査情報が公になることへの懸念や、上層部の意向もあって公表しなかった」と聞いたという。「当時、事件の詳細が明らかになっていたら、2カ月後のめぐみさん拉致は防げたかもしれない」と残念がる。
今年はめぐみさんが拉致されて40年になる。めぐみさんの母・横田早紀江さん(80)は「めぐみが突然消えて、40年間も向こうの国に置かれたまま。家族も20年間、全国各地で早期解決を訴えて講演をしているのに、なぜ事態が動かないのでしょうか。ぜひ真剣に考えてほしい」と話している。
参照:朝日新聞2/3
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