「有名な喜劇俳優でありましたチャップリンは、『笑いは人生の潤滑油である』ということを言っています。
微笑というものは、人に投げかけるものです。
微笑は人に投げかける「明」のサインです。モナリサの微笑も人に不思議な安らぎを与える表情です
明のサインこそ、さまざまな“明の縁”を集めます。
特に母親の投げかける幼子への微笑は、人の最初の縁と縁とを結び、そして人の輪を広げていきます。
人が人生を乗り切るためには欠かすことのできないものであり、顔から人々に与えるサインなのです。
「明」の反対は「暗」。
「暗」は、不機嫌、怒り、文句、不平不満、愚痴、泣き言、等々の世界。
「暗」の人からは、人は離れていきます。
結局、日常の小さなことの中に、喜びを見つけることができる人は幸せです。
それが最高の幸せとおもうか、小さな幸せと思うかは、その人次第です。
どんなに財産があろうが、不満の多い不機嫌な人は不幸な人生を歩んでいきます。
「明」の脳は、要するに強運をつくるというのは、明らかです。
H・Dソローが「最も安価な快楽を持つ人が、最も富める人である」ということを言っています。
「最も大きな快楽は、他人を楽しませることである」ということを言ったラ・ブリュイエールという人もいます。
快とはいわゆる「明」のこと、楽しい、快というものが「明」であって、その反対に、不快、不愉快は「暗」の世界です。自分が「明」という快の世界にいる人は、人に快を与えることになります。 自分が不快という状況にいるとき、暗の中にいるときは、人をしてまた不快という暗の中に引き込んでしまいます。 明にも暗にも、人を引っぱり込む力があるのです。快と不快、この二つは、明と暗とを基本にした脳の働きなのです。
「明」の脳が強運をつくり、あなたを美しくします。 「快」を感じられる生活を心がけてください。
藤木相元『「運」を味方につける48の習慣』幻冬舎
2016年12月21日
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