サンマの美味しい季節となった。スーパーにいくと「さかな、さかな、さなか、魚をたべ〜ると、頭、頭、頭が良くなる♪」という曲にのせられ、魚を買うなどもありました。ところが、最近はその曲がかかることがトンとない・・・
実は、厚労省は、一般にはともかく、妊婦さんたちには通達を出してマグロの食べ過ぎに注意を呼びかけていたのをご存じだったでしょうか。一般的に魚介類はたんぱく質やDHAが豊富に含まれ、ヘルシーな食材として推奨されてきました。DHAの発見は、そもそも米国の研究者が日本の子供たちの成績がいいのは何故かと研究して、魚を多く食していることに着目、それがDHAの発見につながったという逸話がある通りです。
最近は、魚介類に「メチル水銀」という有害物質び検出が顕著にされる事もおきて、胎児への影響が懸念され、妊婦さんには注意を促そうという事になっていたのでした。中でもマグロに注意が必要かというとがメチル水銀を摂取すると、へその緒や胎盤などから胎児へと伝わって神経系に悪影響を及ぼす危険性があるそうです。音に対する反応が遅れるといった障害の可能性が指摘されているそうです。
マグロの他に、鮭、キンメダイ、キダイ、メカジキの大型魚も同様で、つまり小型の魚を捕食して蓄積していくからだとの理由です。昔は、すし屋にいってマグロを食べるのは贅沢で、大人になってからなどと言われたものでしたが、このところは回転すしが流行で、マグロの種類もいろいろ、その上に以前には聞かない名前の魚もあり、です。摂取上限量を知ってセーブすれば、妊婦さんにも問題ないとの指針が出されています。高齢者に関しては、まったく問題ない話かもしれませんが、・・・・。
● クロマグロ…1週間で80gまで
● メバチマグロ…1週間で80gまで
● ミナミマグロ…1週間で160gまで
80gとは、刺身1人前か、切り身1切れ程度の量です。つまり妙なストレスにせず、1週間のうち1度くらい1人前のマグロを食べてしまっても、それ以外で食べないようにすれば、妊婦さんでも問題はないと言う話です。
2016年10月18日
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