2016年10月17日

食に関する情報、変わったモノ、変わらないもの@

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知っておくと嬉しい「ホットするスポット」をご紹介です。
我孫子の「三樹荘」(柳宗悦が住んでいた場所)のお隣り、嘉納治五郎別荘跡の坂の下にある「大正せんべい」は、知る人ぞ知るの、煎餅専門店。大震災後に、古くなった設備を刷新して、国産米粉、モチ米のみで作ってきた煎餅をこれまで同様に専心していこうと古いお店を守っています。今では息子さんが跡を継いで、店のおせんべいは敷地内の工場で手作りされています。一枚一枚それこそ手焼きで作る大判の煎餅と、機械で反転させる小さい煎餅とお値段は異なります。海津にいなも久々にお訪ねしましたら、若いカップルが買いに来ていたのに遭遇しました。今どきのスーパーにおいてある煎餅は、米粉の出所が書いてありません。煎餅としては日本製であっても、安い外米を原材料にしているという実態です。そういう点で、原料コストは外来米より高いけれど安心な地元産米で心を込めた手作り、輸送コストがかかっていない地元の煎餅は、つまり、スーパー流通品と結果的にお値段は同じでも、食してみるとそこはかとなく、違いが分かります。大量生産はできないので、つまりスーパーなどでの販売はしていない、まさに「ココでしか買えない」おせんべいです。
今どきのネット情報で、注文があり、市外からのお取り寄せに対応することもあるそうで、知られざる人気店です! 実は海津にいな の親友のご親戚らしく、木川商店「大正せんべい」は、以下で☎注文(送料別)できます。

☎04-7182-3223
千葉県我孫子市緑1-10-11

各地から、人知れず問い合わせが来るようになったのは、「紀宮さまが、皇后陛下にお土産にされた」煎餅なのとか尋ねてのご注文だそうで、お店の方は「詳しいことは分かりません」と答えているそうです。何分、ご結婚前の内親王の紀宮さまが勤務されていたのでしたから、たまたま三時のおやつに出されたのを気にいられたそうです。その事が、噂が噂を呼んでの都市伝説、店主も驚いているとの事です。そうそう、紀宮さまご成婚の時期に我孫子にはコウノトリが飛来して、数日とどまって微笑ましい話題になったことは、これは新聞記事にもなり有名でした。できたら、新居は我孫子でもと検討されたとの話もさもありなんです。

それにしても、東葛地区で農薬散布をしない農業は今どき、我孫子だけ。大変に貴重な農業エリアです。市民提案を議会議決、それに従って、我孫子の農家はへりによる農薬の空中散布をしていません。こうして出来た我孫子のお米は、当然、虫に食われる率が高くなって、市場では多少とも価格が落ちるとの査定がされてしまいますが、品質が落ちるわけではない、のです。官民農家が頑張って選択した、本物の田んぼがある街、そのお米を使って煎餅が一枚一枚手作りで焼かれているなどは、首都圏で早々或るものではないですね。たった一枚の煎餅には、それだけの物語があるわけです。

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まさに時代ものの暖簾(のれん)を護るとは、その暖簾の重みを次の世代が大事に受け継ごうとの意志がはたらかないと成り立ちません。お店の方は、半農半漁をしていた先代が昭和の中ごろ50年ほど前に店を始めたことなど、五つ玉のそろばんで、計算しながら語ってくれました。「先代の頃まで、店の前の道は向こう側まで何もなくて、手賀沼の花火まで見えていました。思わぬ台風などで、稲刈り時期に水害になると大変で、胸の所まで水に浸かりながら、それでも水稲刈と言う具合だったそうです」と想像もつかない水害との厳しさの中で農業をしてきた話も聞かせてくれました。そう思うと一枚の味わいが深くなります。皆様のどうぞ、秋の行楽のおともにどうぞ。

posted by Nina at 08:24| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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