2016年08月06日

リオ五輪が始まる

 初の南米でのリオデジャネイロ・オリンピックが開催された。入場行進では、いろいろな事が紹介された。前回のロンドンオリンピックの英国代表のユニホームはステラ・マッカートニーさん(元ビートルズのポールが父親)のデザインだとの説明もあった。日本選手団は338人で前回より50人超で日本選手団としては最大となった。ロシアはドーピングの問題で389人の予定を271人に絞った。初のオリンピック名誉賞、キプチョゲ・ケイノさん(ケニア、マラソン金メダル)、スポーツを通し子供たちの教育に貢献した。「未来の人類のために教育によって若者を育てていきたい。平和と愛によって世界の絆をつくると信じている、皆さんも力を合わせていきましょう。」とのメッセージが発表された後、開会宣言がされた。子供の貧困が日本でも問題化している昨今、人類の未来を考えるという機会にもなりそうだ。膨大な金額に膨らむオリンピック予算についても、小池都知事が次回開催地としてのフラッグセレモニーで姿をみせるというので、象徴的な存在になっていきそうだ。

 パキスタン代表のシャーフセイン・シャー選手(23=筑波大卒)は、日本育ち日本で学んだ。父親について日本の2歳で来日。幼稚園に上がると同時に柔道を始め、高時代には世界ジュニア選手権に出場するなど頭角を現した。筑波大3年時には世界選手権(ロシア・チャビリンスク)の代表にも選ばれている。リオでは開会式の旗手も務め、柔道男子100キロ級に出場する。

 父親はソウル五輪 ボクシングミドル級代表・パキスタン史上初の銅メダリスト、その後、日本でトレーナーに転身、名ボクサーのセコンドを務め生計を立てている。パキスタンの英雄で、去年ドキュメンタリー映画も制作された。

 シャーフセイン選手は、今年3月に大学を卒業したが就職先が見つからず、現在はフリーの立場。練習場所の確保すら難しく、これまでは母校や警視庁、父親が関係する民間ジムなど、場所を替えて稽古やトレーニングを積んできた。パキスタンでは柔道の第一人者的存在で、五輪出場を果たしながら、政府からの強化費など資金面でのバックアップは一切なし。しかも、パキスタンオリンピック委員会が手続きを怠ったため同行する予定だった日本人コーチは現地入りできず、本番は文字通り孤軍奮闘。敬虔なイスラム教徒で、五輪期間と重なるラマダン(断食)時期を1カ月先延ばしして臨む。母国の子ども達が夢を描けるスポーツ選手として成果をもたらしたいという。柔道男子100キロ級は大会7日目、日本時間11日夜から予選が始まる。

 シャーフセインとは対照的に、日本代表は実業団や大学など恵まれた環境で稽古を積んでいる選手ばかり。男女とも全階級で金メダル取りが期待される。
posted by Nina at 11:16| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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