2016年05月26日

元原爆開発の女性科学者の声

第二次大戦中に進められた「マンハッタン計画」の過程で、砂漠での実験も行われた。地平線のかなたに立ち上ぼる巨大なきのこ雲。1945年7月に行われた人類初の核実験「トリニティ実験」です。長崎に投下された原爆と同型の爆弾で実験は行われました。広島はウラン、長崎はプルトニウムと種類を変えていたのです。計画ゆかりの地が国立公園として整備される中、原爆開発に携わった95歳の元科学者リリー・ホーニグさんは、オバマ大統領の広島訪問をどう見ているのか。

「マンハッタン計画」は、ナチス・ドイツによる原爆開発に危機感を持ったアメリカが、「原爆の父」と呼ばれるオッペンハイマー博士をはじめ科学者ら60万人を動員したものです。3年かけて原爆開発に成功しましたが、その直後から科学者の間では原爆を実戦で使用しないよう求める大統領宛ての請願書が広がったといいます。

 「科学者の一部は、威力を示すだけで実戦で使わないよう求めましたが、らちがあきませんでした」  ホーニグさんも請願書に署名したということですが、科学者らの訴えは届くことなく、実験から3週間後、広島・そして長崎に原爆が投下されました。

 「原爆の威力を確かめたいという、強烈な思いがあったことは間違いないと思います。砂漠での実験と飛行機から落とすのとでは違いますし、広島型の爆弾は、一度も実験していなかったんです。原爆投下の裏に実験の意図を感じた」と話すホーニグさんですが、同時に「原爆は戦争を早く終わらせ、犠牲者を少なくした」と考えています。

 ホーニグさんが3年間を過ごしたニューメキシコ州・ロスアラモスの研究所などマンハッタン計画ゆかりの地は去年11月、国立公園となったばかりです。原爆賛美を懸念する被爆者や広島・長崎の市長など日本側の要請を受け、被爆者や家族の証言も展示内容に含めることが予定されています。

 こうした中、オバマ大統領の広島訪問について、ホーニグさんも「訪問は正しいことだ」と歓迎します。
 「行けることなら私も広島に行きたいです。(開発者として)行くのが義務だと思うんです。」とホーニングさんは続けて、「真珠湾への奇襲や他のたくさんの攻撃について、日本は謝らないでしょう。それが戦争というものです。そしてだからこそ、戦争してはいけないんです」とインタビューで話した。


参照;TBS ニュース
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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