料理好きの某氏からのメルマガには必ず、料理コーナーがあり、つられて読んでしまいます。本郷にある大学の教授で、俯瞰理論を展開する実務派ですから、理論を書いているばかりでなく実践しておられるのでしょう。日も長くなったこの頃、教授の提案に従って手料理で友人・知人を招待するなどを楽しむのもこれからはいい時期かもしれません。父の日が間もなくですが、その前ににくい演出もいいかもしれません。
つづきをクリックして、手順を見てください。
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土曜日の集まりを早めに失礼して、麻布十番まで移動しました。すでに13時30分、そこで、“日進”というスーパーマーケットに入った時は、。買い物カートに、まずベビー・リーフを2パック入れました。サラダです。ドレッシングは、いくつか面白いものを頂いておりましたから。そしてミニトマトを何パックか、パパイヤ1個、香菜(コリアンダー)一束、生ハム1パック。
そして肉売り場に行って骨付きの豚のロースを1.2kgの塊で買いました。これはメインのローストポークです。次に冷凍食品の売り場に行って、えびのカクテルのパーティーパックを2つ、家にあるケチャップとレモン、そしてタバスコでカクテルソースを作り、これを魚料理とします。
さらに26匹入りのブラックタイガーの冷凍パックを買いました。このエビでトムヤムクンスープと、パエリアを作ります。ワインは自宅の備蓄を使います。これだけの荷物を両手に抱え、店前からタクシーで自宅まで移動しました。すでに14時30分です。
冷凍のブラックタイガーを、水道の流水で解凍し始めました。
オーブンを200度で予熱します。
骨つきの豚のロース肉に塩胡椒をすり込み、ローリエやタイムと一緒にジップ袋に入れ、さらに料理用の日本酒を少し入れて手で揉みこみました。
米を2カップ洗ってザルに上げて、パエリアの準備をしました。
ベビー・リーフは洗って水を切り、大きなサラダボールに入れました。
解凍できたブラックタイガーの皮をむき、その皮をノンスティックのフライパンで軽く焼いて水を入れ、エビのスープを取ります。ここまでくると、ほっとします。時はすでに3時です。
この日のメニューは、
スタートがパパイヤの生ハム乗せ、トムヤムクンスープ、サラダ、次に魚料理としてシュリンプカクテルです。その後メインとして、ローストポークがあり、締めはパエリアです。
骨付きのかたまり肉を、脂身のほうから骨に届くくらい1センチ間隔で切り込を入れ、オーブンに入れてスイッチオンです。 10分後脂身が溶け出したら温度を180度に下げて1時間半ほどゆっくりローストします。 40分ぐらい経ったとき、洗った皮付きのジャガイモを人数分オーブンに追加します。このレシピは、ホルトハウス房子という有名な料理家のレシピです。こういう方のレシピは年々シンプルになり、そしてそれが美味しいのです。
トムヤムクンスープを仕込みます。先に取ったエビの殻のスープに水を加えて人数分にし、鍋にかけます。顆粒の鶏ガラスープを入れます。薄切りのタマネギを入れます。これから先は順不同ですが、ベランダで栽培したレモングラス、こぶみかんの葉(レモンリーフ)と、カーいうハーブ、そして赤唐辛子を2本をいれ、さらに市販のトムヤムペーストを小さじ2杯程度入れます。カピというエビペーストも小さじ1杯程度、ナンプラーで塩味を調整します。アクをすくって一旦火を止めます。食卓に出す直前に、エビと半分に切ったミニトマト絞ったレモン汁を入れ、さっと火を通して器に盛って、コリアンダーを入れます。
カクテルソースは、ケチャップに絞ったレモン汁を入れ、タバスコで辛味を調整します。
次はパエリアの仕込みです。米が2カップですから、スープは4カップになります。トマトジュースの缶詰を1缶、水を加えて4カップにします。これに顆粒の鶏ガラスープを大さじ2杯程度入れます。ターメリックを小さじ1杯程度入れて、高価なサフランはいれません。そしてしっかりと塩味をつけます。
パエリア鍋にオリーブオイルを多めに入れて、潰したニンニクを2、3片分いれます。いい香りがしてきたら、水分をぬぐったブラックタイガーを入れて炒めます。エビはいったん取り出し、ザルに上げておいた米を入れて軽く炒めます。そして用意したスープを注ぎ込みます。この日は赤ピーマンをエビと一緒に炒めて入れました。そしてエビを戻して、蓋をして弱火で40分、ただ放っておくだけです。
ここまでくると4時です。友人たちの到着です。玄関に出迎えて、スパークリングワインで乾杯して席に着いてもらいます。
ますパパイヤ生ハムを出して、ディナーのスタートです。次はトムヤムクンスープのハーブを取り除き、火を入れエビとミニトマトを入れ、味を確認して器に盛りコリアンダーを載せます。
次は、サラダボールから好みのドレッシングでベビー・リーフのサラダを食べてもらいます。まず野菜を食べるという事は、健康学の上では重要です。血糖値の上昇を抑えるからです。これは習慣にされると良いでしょう。野菜、魚、肉、そして炭水化物が健康のための順序です。フランス料理のコースはこれに沿っていますね。
次に解凍しておいたシュリンプカクテルをサービスします。カクテルソースはお好みでかけてもらいます。
ここまで来ると、オーブンのローストポークも焼き上がっていますから、取り出して切り分けて皿に盛り、焼きあがったジャガイモを半分くらいに切って添えます。マスタードを添えて出しました。
この間、適当に赤ワインを飲んでいますから、かなり雰囲気も盛り上がって、いつものように昔話で盛り上がっています。
いよいよ締めのパエリアです。弱火で40分が良いと思います。これは、蓋を取って少し火を強めて、チリチリという音がするくらいに少し鍋底を焦がして、オコゲを作るというテクニックもあります。
ここまで来ると既に6時を回っています。後はコーヒーその他で終わることになります。門までお客様を送って終わりです。洗い物は日本製食器洗いではこなし切れず、黙々と手洗いでこなしますが、ま、時間はたっぷりケセラセラ。楽しかった語らいを思い出しながら・・・
2016年06月04日
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