消費税に関する有識者会議にはノーベル賞学者も加わって、話をきいた。来月には増税ありかなしかを決定することになりそうだ。
一方で、米国の高級車市場でトップシェアを競うのは、今やレクサス、BMWそして、メルセデスベンツとなっている。
三ブランドの3月の販売結果が出そろい、レクサスが僅差でBMWを抑え、米国高級車市場において、2か月連続でシェア1位を達成した。
レクサスブランドの3月米国新車販売台数は、3万0198台。前年同月比は2.8%減だったが、SUVなどのライトトラック系は、1万6566台で、前年同月比は9.5%増と好調。SUVでは、新型車の『NX』が前年同月比24.8%増の4533台と、引き続き増加。新型を投入した『RX』は、前年同月比5.1%増の9637台と、3か月連続で増加した。大幅な増加がみられたのが、最上級SUVの『LX』は、45.7%増の424台。
二社の減益の結果、レクサスがそれらを上回り、3月の米高級車市場を、2か月連続で制した。しかし、レクサスとBMWの差は、わずか165台。今後も、販売競争が激しさを増すと予想される。
米消費者団体専門誌「コンシューマー・リポート」は2月23日、米国向けのモデルを対象にした2016年版の部門別ベストカーを発表し、日本メーカーが10部門のうち7部門で選ばれた。これまでにトヨタ自動車は訴訟などいろいろあったものの、2015年4月には高級SUVのベストカーにレクサスの「RX」が選ばれるなどもあり、3部門で、富士重工業が2部門、ホンダとマツダがそれぞれ1部門で選ばれた。部門の分け方が一部変わったものの、日本勢は前年の6部門より一つ増えた。
結果、2016年において、トヨタは「カムリ」が中型車で、「シエナ」がミニバンで、高級車ブランド「レクサス」の「RX」が高級スポーツタイプ多目的車(SUV)で選出された。同誌はカムリを「信頼性が傑出している」と評価。
富士重は「インプレッサ」が安全技術などを評価されて小型車のベストカーに選ばれたほか、小型SUVでも「フォレスター」が入った。衝突試験の結果が前モデルより改善したホンダの「フィット」は準小型車で、マツダの「MX−5」(日本名ロードスター)はスポーツ車で、それぞれ最も優れているとされた。
参照:レスポンス 《森脇稔》、共同通信
2016年04月13日
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