春一番が吹いた昨日、東京は汗ばむほどの陽気。週明け15日の東京株式市場は、前場の日経平均株価1000円高にあおられて、後場も堅調に推移、世界経済の先行きへの過度な懸念を払拭した。前週末に比べての急反発、上げ幅は一時1200円を超え、終値は1069円97銭高の1万6022円58銭。上昇幅は過去13番目で、2015年9月9日以来の大きさだった。値上がりは4営業日ぶり。
東証1部で取引される銘柄の97%が上昇し、全面高だった。原油価格の持ち直しにより前週末の欧米市場で株価が大幅反発し、15日の円相場が1ドル=114円台まで円安に振れたことが好感された。これまで売られていた自動車、電機といった輸出銘柄を中心に急速に買い戻された。円相場の振れ具合は日本企業にとって命綱なので、当面、要注意が続きそうだ。明日から、日本初の「マイナス金利」が導入、株価や為替の乱高下の中でどんな影響が、あるか否か。ともかく、風邪をひかない、こじらせないよう注意が先決。
参照:時事通信 2月15日(月)
2016年02月15日
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