2015年10月15日

財政出動とニューエコノミーへの転換が必要な中国

上海株式の急落から、中国経済の減速が意識されている。おそらく、中国経済は年10%成長から年5%成長に移行する過程にあるのだろう。日本経済に当てはめると、年9%成長から年4%成長に移行した75年(昭和50年)前後の状況に似ているように思われる。

 そこで、75年不況時の日本の経済対策を振り返ってみることにする。まず第一は、財政出動。当時、公共投資を増やし、東北・上越新幹線などのナショナルプロジェクトも展開した。「景気回復はミキサー車に乗ってやってくる」と言われた。

 第二は、構造改革。とりわけ、産業構造の高度化が進んだ。ガソリン価格が上昇し、低燃費の日本車が米国で市民権を得、自動車の対米輸出が本格化した。また、宅配便、コンビニ、外食などサービス産業も登場した。コンビニ第一号店が江東区に初めて登場したのは74年だった。

 こうしてみると、中国経済にとっての処方箋は、@財政出動で減速に歯止めをかけること。A輸出製品の高度化、サービス産業の登場を促し、産業構造の高度化を急ぐことだろう。オールドエコノミーからニューエコノミーへというのは、おそらく正しい。

 10月下旬の五中全会で中国政府がどういった対策を打ち出すのか注目される。
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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