2015年10月07日

ノーベル賞に続くには

 今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった梶田隆章さんは埼玉大、医学生理学賞に決まった大村智さんは山梨大の卒業といずれも地方の国立大出身だ。昨年の物理学賞も徳島大出身の中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授に贈られた。

ノーベル物理学賞の受賞が決まった梶田隆章・東京大宇宙線研究所長の母校、埼玉県立川越高校(川越市)では6日夕、教員たちが職員室で受賞者発表のインターネット中継を見守った。同校では高校時代の同級生も教鞭をとっており、「努力の人なので本当に良かった」と喜んだ。 同校弓道部顧問の新津雅之さんは高校時代、梶田さんととに弓道部に所属していた。3年生になると、大学受験に向けて部活を引退する部員が多い中、梶田さんは部長の新津さんと2人で3年生最後の試合まで部活をやりきったという。「梶田くんはとにかく物事に一生懸命取り組む」。新津さんは梶田さんの人柄をこう表現する。新津さんは「今回もこつこつと努力したことが結実した。本当に良かったのひと言につきます」と称賛した。梶田さんは年に2回、同校で科学分野での人材育成に向けた助言もしており、生徒にとって身近な存在。小川剛教頭は「生徒の励みになる」と声を弾ませた。

 しかし、3人の学生時代とは異なり、今の日本の大学を取り巻く研究環境は厳しい。国立大の運営費交付金は、法人化後の10年で約1300億円削減された。若手研究者のポストは終身雇用ではない任期付きが増えており、主要国が研究者数を伸ばす中、日本は若手が参入せず、横ばいとなっている。特に地方大は入学者数の減少傾向に歯止めがかからず事態は深刻だ。人文社会学系の予算も相当に削減されるとの判断もあったばかりで、このところ教育への投資を削ってしまっては、この国の未来は先細りになるのではないかの危惧もされる。わが街の発展には、無駄は削減すべきだが、教育予算は充実させていってしかるべきだ。


posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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