2015年09月18日

拙速な法案審議は、文化的国家ではない

国民注目の一日が始まりました。NHKではテレビ、ラジオで中継しない国会中継を、yahoo.でJAPANはインターネット中継でLIVE視聴できるようになっていました。国会の外での座り込みもネットで中継されています(ただし、6時半まで)。

YahooのURLをクリックすると、討論がLIVE中継です。お昼前に休憩を挟んで4時半から再開後も放映されています。
http://news.yahoo.co.jp/story/32

 一昨日からほぼ夜通しで行われた国会前抗議は、昨日は国会内が大混乱です。強行採決など認めない、これからも声を上げ続ける「廃案!」が国会前でこだましています。多くの人々が国会に向かって叫び続けている時に、坂本龍一(音楽家)さん、茂木健一郎(脳科学者)さんが来ましたが、昨日は、石田純一(俳優)さんが颯爽と現れたのです。



 驚き!とそして歓声があがり、国会前で、石田さんは、「日本は個別的自衛権で守れるのに、なぜ集団的自衛権が必要なのか!」と問いかけ、大きな拍手と喝采が起こったのです。一流国家として、防衛問題にかかる憲法について、このような審議で進めていくのを子供たちに見せるなら、文化的でも教育的でもありません。未来の子どもたちにいい決断をしたと言わせるなら、一度、頭を冷やして考えて欲しいです。

 これまで、芸能人は政治的な発言を控えるべきだというちまたの不可解な「政治タブー」がありましたが芸能界もそれを破って、吉永小百合さん、渡辺兼さんらも意思表明しています。 石田さんの登場で、「おおー!!!」と国会前も一気に盛り上がりました。

 過去の戦争で亡くなった方たちに敬意と哀悼を表しながらスピーチする石田さんの姿からは、しかし、気負いなく、誰も彼もが思ったことを述べるのは当たり前なんだと感じさせるような、そんな空気を作り出しています。こうした状況を聞き知るにつれ、18日(金)の国会前抗議に、きっと新しく声を上げる人が足を運ぶことだろうと思います。

一昨日から昨日17日にかけて、国会の中でも色々な衝撃的な映像が映されました。横浜公聴会の会場周辺での横浜市民のシットイン。報道しないNHKへ、視聴者からの抗議が大きくなり、予定版組を中止して国会中継になったということでした。
 
 NHKだけで事の次第をつかめると思っていたら、無料の「Yahoo!みんなの政治」のほうが、迅速、分かりやすく、親切に説明がされる。 

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 17日、ラジオで国会中継を聞いていた海津にいなは、テレビに切り替えて議員たちが討論するのをみました。フィリバスターの最後に山本太郎議員が47分間の討論を行った後、なにやら会場の空気がかわりました。不信任案が否決されて、鴻池委員長が委員長席に戻ってきた直後、「事」は起こりました。

 いきなり委員以外の体格の良い自民党議員たちが鴻池委員長をさーっと取り囲み、「人間かまくら」を形成。気づいた野党議員が委員長席に殺到し、会場内はもみくちゃ大混乱。 その場にいた議員も、それを中継していたNHKも、誰の耳にも、鴻池委員長の声は聞こえていなかったはずです。そうした状態で、佐藤正久議員が何やら拍手。何がどうしたか分からない状態で、NHKはテロップで「採決され可決」と速報を打ちました。アナウンスではNHKが「採決は成立したようです」との言葉が出て、どうしてそれが判断できるのか、理解できません。

 テレビで見た限り、あれで採決が成立したとは到底いえないでしょう。我孫子市議会なら、議会中継をみている市民からの苦情がくると想定して、もし、そんな事がおきたらやり直しでしょう。そもそも、自民党議員にも鴻池委員長の言葉が聞こえていなかったはずです。

 また、本来、議題の設定は一旦理事会で整理してから、仕切り直して総括審議が始まるものです。その総括審議をすっ飛ばして不意打ちで、採決の成立を一方的に宣言しただけ。これはとてもではないが、採決とは呼べません。強行採決ですらない、と言ってもいいでしょう。

 ところが、この強行採決ですらない事態?が起こった直後に、NHKのインタビューに応えた福山哲郎議員(民主党)は、開口一番「可決はされていません」と断言していた。野党は、採決無効を訴え、仕切り直しの審議を求めるに違いないです。

 テレビで見た限り、採決が成立したとは見えず、相撲でもビデオをみて仕切り直し、かつて問題になった八百長試合はご法度です。

 国会中継をするのはNHKに限られますが、カメラが全国へ放映していました。「採決が行われたと与党は主張、野党は無効を求めている」と中立的に報じるのが、メディアの報道姿勢であるはずが、NHKは予定シナリオのアナウンスで済ませた感じです。特定政党への加担があるのかとされたら、公正・中立を建前としてきたNHKとしては大問題です。国民の声を取り上げる報道や、国会という場を尊重するという姿勢はなかった、偏向があると見えてきます。

 自民党の「改憲草案の実現」が自民党の公約にセットされていたとは言え、前回の選挙で問われた重点施策とはアベノミックスで、改憲については国民投票にゆだねてという流れだったはず。ここまで憲法を巻き込む平和関連を11法案も一挙に成立させるのは、審議が十分でないと国民は感じる人が増えている、世論調査の通りです。こんな様子であれば、今後に平和法制にかる事態がおきて、自衛隊が国外に防衛にむかうなどは事前に審議の規則もないがしろにされまいか。だから、せめてと国会前に行ける人が、あるべき自由・人権を鑑みて、今回の法案を真面目に考えて欲しいと言っている、そのことを見ようとしていない、聞こうとしていないと与党だと、yahoo映像からは分かるのです。


posted by Nina at 09:46| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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