2015年09月06日

吉永小百合さんも、大学教授らと平和へのメッセージ

 安保法案の審議日程、採決は16日に延びてきています。国会前のみならず、各地でデモが広がっている影響もあるのでしょう。
 
 中には、デモ支援でカフェが割引をTwitter呼びかけしているのも、学生、若者を意識した社会状況かもしれません。

 デモ割.JPG

 6日は13時より、早稲田大学で安保法制に反対する大規模な集会が行われました。早稲田大学法学学術院教授の水島朝穂さん、早大OBの岩上安身さん(インディペンデント放送)が5分ほど短いスピーチがありました。OBのやくみつるさんや、OGの吉永小百合さんからのメッセージも紹介されました。

 『早稲田から止める!戦争法案 安保関連法案に反対する 早稲田大学 全学集会』9.6」の様子は、安保関連法案に反対する早稲田大学関係者有志らによる集会でした。
 
http://www.ustream.tv/recorded/72534824

 15時に終了後、大隈講堂前に集合し、そこから高田馬場駅までデモ行進を行いました。デモ解散後は、新宿・伊勢丹前で行われる、SEALDsら若者・学生と、安保法案に反対する学者の会による共同街宣に合流、1万2000人もの参加者が集まったということです。ここでも学者と学生、そして国会議員が入れ替わり立ち代りでスピーチし、それぞれの視点から、安保法案に対する廃案の意思を表明した。新宿は日本乗降客が多い、賑わいの街、その中で大規模行動を行う主催はボランティアとはいえ責任も大きかく感じていたのでは、内閣幹部たちがデモする団体を「左翼」などとくくるが、そういう感覚こそ問題で、夏休み終盤に入った大学生たちは屈することがありません。

 「日本の安全保障を守るのに、米国への従属は必要ない」と、「平和学」の世界的権威、ガルトゥング博士も述べています(当ブログでも9月4日に紹介)。ガルトゥング氏は世界中で200以上の「紛争」の仲介をしてきた、まさに紛争解決のプロフェッショナル。世界中の首脳・高官も、その助言を仰ぎ、政策に反映するほどです。

 そのガルトゥング氏は、安倍総理が多用する「積極的平和主義」という言葉の生みの親でもありますが、御用だと嘆いています。氏は、安倍総理の掲げる「世界平和への貢献」という部分に関しては結果的には日本政府が「米国の立場を繰り返すのみ」であり、「抑止や必要な場合は強力な武力で戦えるようになることを念頭に置く」総理の「積極的平和主義」は、「言葉の乱用だ」と苦言を呈しました。

 家庭内の平和の維持、といったミクロなテーマから国家間の武力紛争を防いだり、起きてしまった紛争を終結させたり、といったマクロなテーマまで貫かれれているのです。ガルトゥング氏の言う「平和」は、これまで世界中の紛争解決・仲介に携わり、世界中の国家の枠組みを超えた平和構築の実例を研究してきた、とても実践的で、リアリスティックなものでした。「平和」と聞くと、なんとなく抽象的なイメージですが、争わないということを家庭、近隣においても実現していくこと、簡単なようでいて難しい、しかし紛うことなくやりとげようと意思を持たなくてはいけません。

 よく安保法制賛成の方や安倍総理支持の方は、「反対するなら対案を出せ」といいます。そもそも憲法違反であるものに対案もないでしょうが、あえて示すとしたら、このガルトゥング氏の具体案は、その有効な一つだと思います。


 
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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