全国では、30日だけで250カ所を超える地域で、集会、デモ、パレード、リレートーク、宣伝などの開催が予定されており、前日の29日や9月初旬の行動計画を含めると、主催者の呼びかけに応えて行われる諸行動は370カ所を超えました。
今回、国会デモで注目される学生団体・SEALDsです。その中心メンバーでもある沖縄県宜野湾市出身の元山仁士郎さん(国際基督教大学4年生)は、終戦記念日の今月15日、沖縄県の学生を中心に「SEALDs琉球」を発足させ、国会前でスピーチを行い、安保法案に次のような反対の声を上げました。
「70年間残念ながら沖縄はアメリカの戦争に加担し続けてきました。朝鮮戦争、湾岸戦争、イラク・アフガン戦争、嘉手納基地、辺野古の基地を前線基地として使用されてきました。安保法制が今から成立されると、沖縄が日本の戦争にますます加担することになります。今も、辺野古や高江だけでなく、奄美諸島、宮古、八重山諸島には、自衛隊の基地が建設されています。これ以上、沖縄を日本を戦争に加担させない。命を奪いたくない、子どもを失いたくない。そういう声を、国会前でもそして沖縄でも、集会、アピールを行います」
一方、岡山で開催された「戦争法案を廃案へ!街宣&パレード」の主催者によれば、これまでの抗議行動は300人規模の参加者で行われていたが、この日は500人まで達したとのこと。いろんな層の人が、各地で小さいながらも声を上げて、それが大きな流れになってきているのではないか。岡山だけでも同じように5ヵ所位(岡山市、倉敷市、真庭市、新見市、玉野市)で頑張っています。地方の方にも波及しているので、これが大きな流れになっているのです。ちなみに昨日は安倍総理の地元・山口県内の9カ所で同時多発デモが行われたそうです。「安倍晋三から平和を守れ」「安倍晋三から日本を守れ」と雨の中、山口県民の方々が、声をあげたというのです。
※2015/08/29 【山口】8.29やまぐちアクション 安保法制反対県内一斉デモ ―下関地区(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260370
11日以降の動向で、仮に法案が通ったとしても、廃案にしていく運動とか、憲法裁判をするとか、次のアクションが提起されていく動きが予想されます。選挙だけでなく、議会での審議・多数決も民主主義のプロセスです。議案を出すのは政権運営を任された当事者、多数与党が審議したことが決定される前提では、オカシナことになる。だから違法であれば、司法に訴える。ということになるが、できることならば、国民の意向をしっかりと反映して、反対の声にも応じて、憲法改正の手続きの中で進めていくのが、私たちが望むことなの、急ぐばかりにみえる現政権のやり方にも、11日以降の手続きに民意を反映するのであれば齟齬が生じないと思います。また、この流れの中で、(来年の)参議院選でできるだけ反対勢力を結集して、(同法案に)反対する議員を通していく動きも出てきてます。
もちろん、政治家ばかりでなく、学者、文化人も声をあげているのが今回めだってきています。音楽家の坂本龍一さんは中咽頭がんの治療から、今月初めに仕事に復帰したばかりでしたが、30日には国会前の行動にやってきました。小説家の森村誠一さん、瀬戸内寂聴さんなど、老若男女が国会前でマイクで声を発してきました。海津にいなは、ご近所さんや留学生を伴って何度か国会デモに加わりました。坂本さんは、SEALDsの前身SASPLの時代から若者たちにエールを送ってきた一人です。坂本さんの若者に向けたスピーチは、行動を起こしてきたことへの感謝を伝え、スピーチが終わるとSEALDsの中心的メンバーの肩に手を置き、まるで次の世代に何かを託しているかのようなシーンが展開したとの事がメールで伝えれられてきたのでご紹介です。
※【スピーチ全文掲載】坂本龍一がSEALDsと初対面!ーー民主主義、憲法の精神を取り戻すこの運動は『マグナ・カルタ』『フランス革命』に匹敵する〜12万人が結集した
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260709
【関連する記事】
- 最後の総括
- 聞くべき訴え、平和を守る
- 日本の行方、総選挙というリスク
- タコ市アホえ、とまで言う経済学者
- 塩素を入れる日本水道法に、民間が待った!
- 公職選挙法の改正
- AI問答:奈良のプライド、国家の始まり
- AIが奈良・京都と比較、評価した「我孫子観光」の利点
- 衆議院選公示、酷寒の選挙へ突入
- 安青錦が連続優勝
- 報告:日韓交流のロングステイ観光への試み
- ウマく行くにはリスクを恐れない
- 国連標語の一つ「観光は平和へのパスポート」
- 『反日種族主義』、日韓で賛否
- 最終盤
- 地震に対応、ウマく行きますよう
- 読書した時はメモ
- 新春 押しの一手
- 市制55周年、日韓国交正常化60周年、戦後80周年を振り返る
- 沖縄額の祖、伊波普猷


