2015年08月26日

『花火』が象徴する、お笑いの時代

 我孫子の花火、手賀沼花火大会も、この花火大会が根付いた始まりはかっぱ祭りだったそうですが、その祭りも終わり、夏休みも残すところ数日です。

 「花火」といえば、今もって注目されるのは、純文学界の評価が高まって、ついには芥川賞を受賞した『花火』です。ベストセラーの売り上げが急加速で羨ましがられるピース・又吉はお笑い芸人です。もはや、お笑いを軽くみてはいられない。又吉直樹先生を、お笑いのピースだとは鼻で笑う者はありません。「お笑い」には、人の感情の機微を取り込んで、苦界を乗り切る人の知恵でもあり、ユーモアのセンスです。だから、海津にいなは落語が好き、笑点が好き、家ではダジャレを言いすぎてひんしゅくですが、笑って人生はなんぼかと思います。人生は悲劇よりは喜劇であってほしい、です。

 この頃、司会業を難なくこなすお笑い芸人も少なくありません。東日本大震災以降の番組は、お笑いの芸人抜きでは成り立たない感になりました。戦後の暗い時代を明るくしたのは「リンゴの唄」だったと言われ、ラジオを聞いて、歌で慰められたのです。今はスマホでテレビなども見る、映像に訴える時代となっています。見て楽しませ、それなりの角が立たない反論や多少とも見識、知識量も持ち合わせた信頼感も要求されます。そのお笑い界のトップに立つのが、北野たけしです。

浅草のストリップ劇場の漫才からスタートしたと言われるものの、司会、俳優、映画監督、作家として、世界が認めるアーティスト、異彩です。

最近は、医大、東大や京大卒、ハーバード大学卒のお笑い芸人もいるくらいで、視聴者、市民社会の背景も多種多彩、バラエティーに富んでいるのです。あのAKB48、嵐にしても、若い世代のファンがとはかぎらない幅広い年齢層のファンがいるのです。

 同じように政治家でも、男の有権者によって当選する時代ではありません。文化が混合、混在する時代になってきています。それだけ複雑、多様な社会になってきているのです。女性の細やかな気付き、センスがビジネスに繋がるというのも最近の傾向です。本が売れなくなった、活字離れが言われて久しいが、小説だろうが、ビジネス書であろうが、スピリチュアル本であろうが、もてはやされる作家はおり、彼ら、彼女らはある意味、何でも話のネタを提供でき、講演やセミナーで大勢のファンを集められ、いまの時代の要求をキャッチできているのです。新たな分野を開拓して、挑戦するタイプこそが、時代に生き残っていけるのだろうと思います。


参照:
櫻井秀勲 『多才力』東京堂出版

posted by Nina at 15:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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