2015年10月04日

新たな街づくりの技、国際的な視野とプレゼンテーションの必要性

現在は、人に伝える技術(プレゼン)、分かってもらえる技術が必要とされている時代だ。
誰にとっても、自分の考えを纏める間を与えないくらい情報が洪水のように氾濫している。テレビ、ラジオ、新聞・雑誌以外に、スマホを持って動画やツイッター、FBで発信し、受信するようになっている。様々な情報に接する機会、海外の情報まで瞬時にアクセスできる。

そうした状況の中で、情報提供する側は自らの伝えたいことを選んでもらわなければならない。結果的に「伝わらなかったらつまらないのと同じ」ということ、それは無いのと同じだ。街づくりにも、情報の伝え方、つまりプレゼンの技術を磨きあげることが求められている時代が到来している。これまでと同じではなく、情報の伝え方を含め、スマートに変えていくべきだ。それには老若男女の取り組み、協力も必要ということになる。

ITやロボットテクノロジ―の進化により、これまでのような労働形態が無くなる時代にはいった。たとえば、IT化が進んだ現代では、在庫管理などのかなりな手間が省かれ、個人でネット販売することや、アジアから安くていいものを見つけて、ネットや通販でも買える。たとえば、中国の卓球ラケット、雅印が安くて早く手にはいる。バレエの発表会用の衣装などは一点もので高いが、ベトナムにオーダーするなどすると、丁寧な縫製で安い、サプリ王国のアメリカからペットのサプリを輸入するなどもいともたやすい。

その場所に行かなければ買えないものは、レストランやディズニーランド、芝居、コンサートなど、人々を楽しませるエンターテイメントを提供する場だけ、と言ってもいいくらいだ。だからこそ、あらゆるビジネスにショービジネスの要素を盛り込むことが生き残りの最低条件となる。吉本の芸人が各方面で大活躍するのが目立つのは、ビジネス(商業活動など)にもエンターテイメント性が必要とされる時代が来たということのようだ。驚きや、笑いや意外性という部分には、間違えずに素早くやれるITやロボットが持っていない「人を楽しませる要素」があるからだ。

今やコンビニで何でもそろう時代になってた。そこには次々に驚くべき便利な商品を開発されて お客を引き寄せるレシートのあたりクジまでもあって、他店との競争も激化だ。もっとも、興味を引く商品の開発は簡単なことではないから、舞台裏は寝ている間がないに違いない。女性たちも働いて忙しい生活をしていている。奥様(家庭婦人)が家にいることは希少であり、かつて花嫁予備軍と思われた若い女性も明るい時間帯に買い物を楽しむ暇はない。かつて買い物の主役だったそういう人が何を手にとってくれるか、考えだして提供するのがコンビニになってきているようだ。コンビニは現代の「ほっと」スポット、「こんなにも便利に身近にお届けします」で、儲けにつなげている。劇場・映画のチケット、馬券までもそろえられる生活をエンジョイさせる、各種の案内のコンシェルジュでもある。

人は一緒にいて楽しい人、気持ちのいいところで仕事をしたいと思う。
そういう事のためには、ロゴのデザインも、会社のイメージなるから、ひとつひとつに気を抜いていない会社が選ばれていく。街づくりも、地域も同じ気分があるだろう。まったりとして安心感がある、でもコンビニに負けないくらい配慮と便利さを考えて、街の住みよさを提供するくらいの気概が感じられれば、若い人が定住する。その街に住んでいて「楽しく」感じられるようになる、地域のつながりが子どもぐるみになると早々離れてはいかない。パチンコ店じゃないけど、しょっちゅう本日開店の目新しさを訴えるくらいの「寄ってみようかな」と思わせないいけない。日本全体が人口減少のトレンドに入っているのだから、人口を増やすのはやさし事ではないが、それでも方法はあるはずだ。

どうぞ、皆様のご意見も聞かせてください!

             よろしくお願いします  10月吉日 

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あの経営の神様といわれた松下幸之助は『人生心得帖 社員心得帖』(PHPビジネス新書)で、お客さまに買っていただくということは、なかなかむずかしいものだといっている。「この品物は非常にすぐれたものですから、ぜひ買ってください」と言うだけでは、なかなかうまくいかないのが商売だというのだ。だから、商売に熱心な人は、どういうふうにすればお客さんに商品を買っていただけるかを常に考え工夫し実行しているというのだ。これを街づくりに置き換えると、行政任せにしてもそういう発想でやってこなかったのだからすぐには出来ない。今は、町中を探してもナショナルの販売店も行きあたらなくなって、大型店にとって代わってしまった。一方で、大型スーパーの代名詞だったダイエーがなくなってコンビニが隆盛の時代だ。個人で言えば、お嬢さんたちの永久就職、若者が正社員としてサラリーマンなる言葉も通用しなくなる傾向である。いうなれば、いい大学、いい会社という金太郎飴ののような今まで通りはまかり通らず、米国型のアピール(プレゼン)という、自己アピールを上手に考えなければならないようだ。

つまり、自分が考えた一つの案が、事を進めるにあたって採用してもらえるか不採用になってしまうかということは、その案自体の内容はもとより、プレゼンの如何もかなりの重要度として捉えられるのでないか。いいかえれば、「あなたの提案はすばらしい、今までのものは止めにしても、あなたの案を用いたほうがよいようだ」ということで、理解を得られるようにするのが大切な技術になってきたのだ。もし、そのような技術(やり方)に関心をもたず、みずから説得の工夫をすることもなしに、住民に対応していたりするようなら、先が暗いということだ。住民に迎合するというのではなく、もしできない理由があるならそれを十分に説明する、一種サービス業のスマートな技をもった組織にならないといけない。できるなら更に進化するように住民の貴重なアイデアも吸い上げていく、そんな街が望ましい。

観光立市には、こうした基礎のあるうえに、売り込めるものがあること、決定的な要素だ。どの街でも観光の取り組みが可能なわけではない。そして、売りこみ下手では理解されない。基本的に大事なのは、市民の力であり、れぞれの市民がもつ実力が必要であり、だから、これを養い高めていくことに、絶えざる努力をしていかなければならない。そのもてる力を誠心誠意訴え、理解を得ていくという技術を工夫することが、今やきわめて大切だ。そういうことを、松下幸之助も言っていたと思えるのだ。今風にいえば、情報を的確に伝える技術が「プレゼンテーション」だ。


世界に目を移すと、日本通で知られるプレゼンテーションの達人と言われたのが、故スティーブ・ジョブズである。世界のITメーカーとして名をなしたアップルの創業者だ。ジョブズは、「物事の本質はシンプルな言葉で表現できるし、シンプルにしないと聴衆に伝わらない」と言っていた。
難しい専門用語は使わない。
最初に結論から話す。
テーマを一つにしぼる。
ジョブズのプレゼン手法はとてもシンプルで、スマートだった。

ジョブズは図抜けた例なので、もう一つの米国の例をあげてみよう。
家具会社のジョーダンズ・ファニチャーの成功の基礎になっているのは、「ユーモアによって人は伸びる」「幸せな人は有能だ」という。「ユーモアはお客さんをリラックスさせて、商売をやりやすくしてくれる」という(リック・シーゲル&ダレン・ラクロア 『笑って金持ちになる方法』扶桑社)成功例で、「職場にユーモアを」というコンセプトだ。

それをどのように実践していたかというと、ジョーダンズ・ファニチャーでは、においを使ってお客さんをリラックスさせている。この店に入ると、焼きたてのクッキーのにおいが鼻をくすぐる。 週末には子供たちに無料風船サービス、そして商品受け取りカウンターではホットドッグを配っている。さらに48人収容のアイマックス・シアターを併設し、映画を上映している(チケットの売り上げはチャリティに寄付される)。また、ニューオリンズのバーボン・ストリートを模したテーマパークのような造りにして、その町並や雰囲気が再現されている。この店の店内には、なんとレストランまで併設されている!ここまでして、普通の家具店とはひと味もふた味も違いを出している。オフィスに掲げる標語が、「あらゆるビジネスはショービジネスだ」、一歩進んで「働くことそのものを楽しくする」ということを社員に示していた。

人は一緒にいて楽しい処に行きたがる、一緒にいてスムーズに交流できる「できる人」とビジネスをしたがる。 ロゴのデザインはもちろん、会社のイメージアップになるよう気を抜かない。ということは、これからのまちづくり、地域もこうして選ばれる街、そうでない街が出てくるのだろう。

私の街、貴方の住む処も好むと好まざるとそうした対象になっているはずだ。
税金を払いくなくなる行政、不動産会社に目も向けたもらえない街ではつまらない。お隣は選ばれる柏市になったから、東日本大震災で減少した人口が過去の最高値をピークアウトした。もっともそれは行政ばかりの力ではないようだ。プレゼン力のある企業、不動産会社がなだれ込んできたからだ。

我孫子市はどうだろうか、そういう企業をシャットアウトしてきたのではないか。環境をまもるにも、財政力がいる。他力本願ではいけないが、そうした力を利用するしたたかさがないとスマートな街づくりにならないのではないか。私、海津にいなは、女性として持ち得る生活者のセンスと経験の上に、さらに国際日本研究、観光研究の方面で養った知識を加えて、皆様に新たな提案をしていきたいと考えるようになってきた。
 Start With US! 世界も視野にして、女性も子どももお年寄りも、もちろん男性も、一緒に「観光立市:我孫子創生」を進めようと、呼びかけていきます!
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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