先月13日放映の独テレビ番組でAnnegret Raunigkさんは、「人は好きなように生きるべきだ」と話したが、ラウニックさんは結婚していないが、英語やロシア語の教師をしている。卵子提供はドイツで禁止されているため、ウクライナとみられる国外で1年半の間に外国で数回、人工授精を試みて、提供卵子と提供精子で作った受精卵を着床させて妊娠した。主治医は、母体や胎児に現在のところ問題はないとしている。
今夏に出産予定で「不安はない」と語っている。夏で定年退職する予定で、四つ子をどう育てるかは明らかではない。超高齢で妊娠した理由は「他の子供が兄弟を欲しがった」などと説明している。今まで5人の男性から精子提供を受け、13人の子供を出産。1人目は1971年に、13人目は2005年に出産した。13人目出産後はワイドショーなどにも出演して話題を呼んだ。既に孫も7人いる、子宝ばあちゃんだ。
専門家は若い女性でも四つ子の妊娠は母体や胎児に危険があり、早産や死産のほか、障害が残る可能性も高いと指摘。男性が高齢で子供をもうけるケースは珍しくなかったが、ラウニックさんは「他の何千人もの女性が使っている技術を利用しただけだ」と、ストレスこそ良くないと気にかけてないという。
参照:毎日新聞 2015年04月14日
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