次にすべきことを考えるのに、著名人の金言集をくくってみたりしています。
詩人ロバート・ブラウニングは、「成長以外に、この世にとどまる理由はあるか」と書いています。
ほとんどの人は成長は良いことだと考えているにもかかわらず、成長するために努力している人はあまりいないのかもしれません。やはり、変化を嫌がる人が多いからで、成長は変化を伴うもの、変化なくして成長はあり得ない、そのための努力も必要だからです。
ドストエフスキーは、「新しい一歩を踏み出すこと、新しい言葉を使うことを、多くの人は非常に恐れている」のだといいます。どんよりとよどんだ生活など嫌だと思っても、自分に影響が及ぶとなると、たいていの人は変化の方をいやがるものだというのです。
トルストイは、「人はみな世界を変えたいと思うが、自分自身を変えたいとは思わない」と言っています。
イギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンの有名な言葉があります。「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」というものです。
これを成長し、変化できる街、変化できる地域とも言い換えることができるでしょう。
つまり、成長することを止めてしまえば潜在能力を伸ばすことはできないということです。
成長するには選択を迫られます。子供の成長の過程は選択の連続です。つまり、成長することを選べば、善きにしろ悪しきにしろ、変化がもたらされるのです。それを善き変化にするように多くの人の知恵を使うのが、その例のひとつとしては、まちづくりだと思うのです。
参照:
ジョン・C・マクスウェル 『夢を実現する戦略ノート』三笠書房
2015年02月04日
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