そこで、近隣の市議に相談してみたり、知人らに話したすると、やはり市政をもっとも良く知るのは市議なのだから、一人も立候補してこない議会というのも残念なことであると言われました。当時に、海津にいなは、毎朝の駅頭を日課としていることもあって、それは我孫子の市議会議員としては皆無の駅頭活動のロングラン(通常の市議は選挙の前に駅で活動)であったので、「市長選にでも立候補するためではないか」と噂になったのは事実です。そうはいっても、さすがに一期目の議員で、市長選立候補はあまり例はなく、男性市議でもなかなか出来ないわけです(07年に千葉市議になった一期目議員として09年の市長選(贈賄事件直後)に立候補、当選した熊谷市長は希少例)。何か、思い切ってやってみようと、市長選挙から続く、県議選、市議選挙を見据えて、選挙新春キャンペーンの事務所を開設しました。すると、市長選に出るのかと注目を浴びることになり、多くの方の期待、また市政への批判も伺うことができました。通常の駅頭だけでは出来ない、色々な角度からの市井を知る機会が得られたのは貴重でした。
(下記URL、2007年1月の項を参照)
http://members3.jcom.home.ne.jp/kaizu-san/report/report.html
そして、4年前の市長選では、子育て世代でもある男性市議が「このままでは、いけない!」と勇気ある立候補をし、現職を破るには至りませんでしたが、接戦投票となり、さすがに若い世代の期待が受けた支持の強さを見せたのは印象に残っていました。
いよいよ、3期目に向けて立候補表明をスタートしていた現市長に対して、我孫子市議会からの立候補があるものだろうと予測していましたが、11月の説明会の終わった月末になって、近所の事情通から市議からは誰も立候補が出ない、しかし、同時に行われる市議補欠選挙には複数の立候補者がはっきりしているとの話を教えられ、驚きでした!? 議会を良く知る数人に聞いても同様な話でした。
我孫子議会は不思議なところです。
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