今年のノーベル物理学賞を受ける天野浩・名古屋大教授(54)と中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)が7日、スウェーデン・ストックホルム郊外にある王立科学アカデミーで記者会見した。
会見で報道陣から若い世代へのメッセージを求められた2人は、口をそろえて「チャレンジすること」を第一に挙げた。中村さんは「常に新しいチャレンジに向かうのが重要。怖がらず、新しいアイデアにどんどんチャレンジを。リスクをとらないとブレークスルーはない」。天野さんも「チャレンジすることが人類への貢献につながる」と期待を込めた。
会見後、中村さんは朝日新聞の取材に「最近の日本の学生は海外に出たがらないと聞く。20、30年後の日本の将来が心配だ。このままでは、いい発明、いい製品まではできるが、グローバル化には対応出来ない。リスクをとって、海外に出てほしい」と会見でのメッセージを解説した。 会見は、10日の授賞式を前にしたノーベル財団の公式行事。
参照:
朝日新聞デジタル
2014年12月08日
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