ミス・インターナショナル世界3大ビューティーページェントの一つで、『ミス・ワールド』『ミス・ユニバース』と並ぶ、『ミス・インターナショナル』の日本代表に千葉県出身の18歳の大学生・中川愛理沙さんが決定した。
和洋女子大1年、中川さんは、モデルでもあり、170pのスレンダーで和装が似合う女性だ。大学では和裁も勉強中だという。他に選ばれた準ミスの皆さんも身長は170p以上で、モデルをしている。ファイナリストを選ぶ31人による着物審査、水着審査、ドレス審査を経て、ファイナリスト10人が決定。スピーチ審査を経て選ばれた。
こうした、経過を中国人のネットユーザーが注目して、言いたい放題のコメントもユニークだった。
「そういえば歯茎が出てる日本の女優は多いな」
「ミス全員の口元が気になってしょうがない」
次に多かったのは美容整形に絡んだコメント。
「どうして整形しないの?」
「韓国で整形してくれば?」
「韓国の整形美女よりは、自然でいいんじゃない?」
このほかに選考基準や日本人の審美眼に疑問を抱くコメントも多く、「美人であることがまず基本条件で、人格や知性、物腰などがそれにプラスされるべきだ」とか、「成人向けビデオに出てくる日本人女性はみんな美人なのに!ミスに選ばれた女性たちは、よっぽど素晴らしい人格なんだね」といった声が相次いでいるところをみると、グラマラスで西洋風の面立ちの女性が美女と映るらしく、どうも日本風の美女は、中国、韓国ではお好みとは言えないようだ。韓国のビューティペイジェントで、並んだファイナリストたちがみな同じような顔立ちだったと言うのは、そうした現状を言い得て妙だ。
『ミス・インターナショナル』は今年54回目を迎える歴史ある美の大会で、外見的美しさを競うだけでなく、国際社会への社会貢献を目指す世界中のミスが、平和と美の親善大使として集い、交流を深めることを目的としている。ミス・インターナショナル2012年では、吉松 育美さんが世界グランプリとなった。
他に、ミス・ユニバースでは、2006世界大会(第55回大会)で、知花くららさんが、民族衣装部門で第1位を獲得し(総合第2位)、特別賞も受賞。同大会2007年には、森理世が世界グランプリ。過去に、同大会へ日本代表は1950年代に合計3人が上位入賞(総合5位以内)、1953年に伊東絹子さんが第3位の評価を受けたほか、1959年)には児島明子さんが日本人、有色人種、アジア人として初の『ミス・ユニバース』の栄冠に輝いた。
2014年11月05日
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