テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は3日、女子ダブルス準々決勝が行われ、クルム伊達公子(日本)/ B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)組が第8シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ ジェン・ジー(中国)組を6-3, 4-6, 6-3で下し、ダブルスでグランドスラム初のベスト4入りを決めた。
準決勝でクルム伊達/ ザフラヴォワ・ストリツォワ組は、第4シードのE・マカロバ(ロシア)/ E・ヴェスニナ(ロシア)組と対戦する。
クルム伊達は、1992年の全豪オープンのダブルスでベスト8進出を果たしており、3回戦で第2シードのシェ・シュウェイ(台湾)/ S・ペン(中国)組を下して、22年ぶりの準々決勝進出を果たした。そして今回、グランドスラム初の準決勝進出を決めた。
錦織圭は4回戦で第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と今大会最長となる4時間19分を深夜2時過ぎまで戦い、4-6 7-6(4) 6-7(6) 7-5 6-4のフルセットで制した後、全豪覇者で第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)と対戦。その影響があったのか、第一セットはなかなかリズムをつかめないで、戦錦織から3-6 7-5 7-6(7) で、第4セットをゲームカウント6-7 (5-7)で取られるなど、セットカウント2-2となり、勝負の行方はファイナルセット6-4の大激闘となった。サーブの切れが良くなり、本来のリズムに乗って勝ち抜いて、勝負どころと見てネット際に出た場合、確実に錦織はポイントをモノにできていた。素晴らしい集中力だ。2試合続けて4時間以上戦い、自身初となるグランドスラムベスト4進出した。同大会1918年に記録した熊谷一弥以来となる日本男子96年ぶりの準決勝進出という快挙を達成した。まだまだ、女子も、男子も、つづく躍進が楽しみだ!!
才能のある人たちが両性の限界に挑戦できているのは素晴らしい。かつて、女性のみが地道な介護や育児を一手に引き受けていた。今、先進国で問題なのは、女性の30歳をすぎての出産が増加していることへの対応だろう。安全保障と同様に国の将来がかかる問題ととらえて、こちらにも命がけで政治家も取り組んで頂きたい
参照:
tennis365.net
2014年09月04日
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