2014年08月30日

「認知症」予備軍チェックリスト

アルツハイマー病」の名は、最初の症例報告を行ったドイツの精神科医アロイス・アルツハイマーに由来している。老年期(60歳以上)に発症するアルツハイマー型認知症(dementia of Alzheimer type、DAT)がアルツハイマー病の中でほとんどを占める。マサチューセッツ州ボストン東部での調査では、年間発症率は、0.6%(65 - 69歳)、1.0%(70 - 74歳)、2.0%(75 - 79歳)、3.3%(80 - 84歳)、8.4%(85歳 -)と言うことだ。

 高齢化に伴い、日本の認知症患者は増加の一途をたどっている。教育、職業経験の多寡で発病の有無がきまるのではなさそうだ、サッチャー元首相、レーガン大統領も、認知症を患ったのは良く知られており、さらに近年では、40〜50代で発症する『若年性認知症』も増加傾向といわれている。もはや認知症は老後の問題とばかりもいえなくなってきている。

 アルツハイマー病の発症因子は糖尿病の他にも高血圧、喫煙、高脂血症などがあるが、その傾向があっても必ずなるというわけでもないのです。原因と考えられるのは、脳内にアミロイドβと呼ばれるタンパク質が蓄積し神経細胞を破壊することによって脳が萎縮し記憶力や思考力が低下、認知機能に支障をきたす病で、発症すると考えられている、とのこと。

最近の研究で、アルツハイマー型認知症になりにくい生活習慣が分かってきている。
 (糖尿病U型によって、血液中のブドウ糖を摂りいれにくくなり血糖値が異常に高くなる。糖尿病の肥満リスクとアルツハイマーの関連が大であるという)
1.食習慣 野菜・果物(ビタミンC、E、βカロチン)をよく食べる
  米国の加齢研究所は「精製された炭水化物(例:白砂糖、薄力粉⇒ケーキ)は問題を起こす可能性がある」と言われる。
  また、 1日に1回以上魚を食べる人はアルツハイマー病の発症率が5分の1だそうで、食べ方は池谷敏郎医師によれば「できれば生」「サバ缶詰でもよい」とのこと。不飽和脂肪酸の多いバランスのとれた食事を心がける。魚の脂には、「高度不飽和脂肪酸」といわれる二重結合を五つ持つEPA(エイコサペンタエン酸)や二重結合を六つ持つDHA(ドコサヘキサエン酸)などの、高度不飽和脂肪酸が豊富に含まれる。マグロのトロは融点の低い高度不飽和脂肪酸を多く含むので、生のさしみで食べても口溶けがよく感じる。EPA・DHAは中性脂肪とコレステロール減らして、しかも痩せて、スギ花粉症の緩和や予防に効果があって、アルツハイマー病の予防もなる、缶詰は手軽で安価な助っ人!
  他方、近年になって欧米では、マーガリン、ショートニングなどトランス酸の過剰な摂取は血中LDLコレステロール(悪玉)を上昇させ、またHDLコレステロール(善玉)を低下させて、虚血性心疾患発症のリスクを高めることが明らかにされ、食品中トランス酸の表示義務化や摂取量勧告などが行われ始めた。
2.抗酸化作用があるオリーブ油・ワイン(たけしの家庭の医学では日本人男性は2杯、女性は1杯)・緑黄色野菜はポリフェノールが摂取できアルツハイマー病の危険性が4分の1だそうです。
3.運動習慣 2週30分以上の有酸素運動をすると発症は半減する
4.知的行動習慣 (文章を書く・活字を読むのでも良い)や音楽鑑賞(楽器演奏やカラオケでもよい)、ラジオの視聴、トランプ・チェス・麻雀などのゲームをする、博物館に行く、名所旧跡を散策 など アルツハイマー病のリスクを60%軽減するとのこと。
5.ドイツの国立精神・神経医療研究センターの調べでは、昼寝を定期的に行っている人はアルツハイマー病の発症リスクが5分の1に低下するとのこと。
6.対人接触 人と仲よくおつきあいをしている、ダンスなどをよく行う人は、本症の発症の危険が減少するという研究がある。 
※尚、森田医師によれば、対人接触が乏しい人 (具体的には一人暮らしや、夫婦で全然会話がない等)のアルツハイマー病発症率は8倍だそうでう。 


  
 長谷川式認知症スケールの検査項目では、次のようなことを調べているので参考にしてみては?

自己の見当識
「年齢を問う」
時間に関する見当識
「月、日、曜日、年」
場所に関する見当識
「ここはどこか」
作業記憶
「3単語の直後再生」、「数字を100から逆唱」
計算
「計算」および近時記憶の干渉課題
近時記憶
「3単語の遅延再生」
非言語性記銘
「5品の視覚的記銘」
前頭葉機能
「野菜語想起、サブカテゴリーの連想」

 もう一つ、『認知症』危険度を知るためのチェックリストをご紹介。11個以上当てはまる人は”要注意”だそうです! このチェックをするのを忘れないように!?

□外出時はすぐクルマに乗ってしまい、ほとんど歩かない
(運動しないと、脳の前頭葉の活性化が失われていく)

□深酒、喫煙をしている
(どちらも、脳にダメージを与える動脈硬化の引き金になる)

□お洒落や化粧などに興味がなくなった
(鏡を見て、手や体を動かすほうが脳は活性化される)

□映画やテレビ番組を見ても感動できない
(ボーッとテレビを見ているのは脳を動かせていない証拠)

□几帳面でいい加減なことが許せない性格だ
(柔軟性がないと、脳に与えられる刺激も少なくなる)

□失敗をイメージしてしまう。また結果に対し、くよくよしてしまう
(マイナスの感情は、記憶力の低下につながる)

□生活がパターン化されていて、趣味がない
(変化のない画一的な生活は脳を急速に衰えさせる)

□偏食で、好き嫌いが多い
(動脈硬化になる可能性が高いという点では要注意)

□健康診断で指摘された項目を放置したままにしている
(健康管理の不徹底から脳障害→認知症というケースも)

□他人とひと言もしゃべらない日が週1回以上ある
(『会話』は脳に刺激を与えるために必要なもの)

□パズルやクイズなどの答えをすぐ見てしまう
(『すぐに楽をしてしまおう』という発想は脳の衰えにつながる)

□新聞やテレビのニュースなどの情報をすぐに信じてしまう
(情報を鵜呑みにせず、背景や原因を考えることで脳の活性化を)

□頭をぶつけることが多い
(頭をぶつけることで、脳に細かい傷が付く危険がある)

□「面倒くさい」が口癖だ
(行動的な性格でない人は脳が衰えるのも早い)

□他人の意見を聞かず、決まったものしか認めない
(固定観念がある人は自ら創造的なことをしにくい傾向が)


該当項目が3個以内:
  危険度0%「今のところ問題なし。このままの日常生活をキープしましょう」

該当項目が4〜6個:
  危険度30%「該当する項目を意識しながら、日常生活を少し見直しましょう」

該当項目が7〜10個:
  危険度60%「危険水域です。危機意識を持って生活改善したほうがいいでしょう」

該当項目が11個以上:
  危険度90%「今のままでは認知症の危険性大! 根本的な生活改善を!」


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 64歳以下で発症した認知症を若年性認知症という。症状に高齢者と大きな違いはないが、子育て中の30代の主婦がなる場合もあり、伴侶は子育て及び妻の介護も加わるという悲愴な状況で、自らも仕事では中堅の立場なので、家族の発病によるマイナスは大きい。

 若年性アルツハイマー病をテーマにしたドラマ『ビューティフルレイン』の医療監修も手がけた精神科医の吉田勝明院長(横浜相原病院)は、最近では、こうした60代前で発症する『若年性認知症』が増加して、関心が高まっているという。

【本人の自覚症状】
(1)仕事がはかどらなくなった。
(2)書類の書き間違いや計算ミスが多くなった。
(3)受発注漏れや繰り返しが増えた。
(4)二重請求や請求漏れを繰り返すようになった。
(5)約束の日にちや時間を忘れてしまう。
(6)電話の取次ぎがスムーズにできなくなった。
(7)家事の段取りがうまくできなくなり、時間がかかるようになった。
(8)料理のレパートリーが減った。
(9)昨日の夕食が思い出せなくなった。

【家族から見たチェック項目】
(1)約束の時間に遅れることが増えた。
(2)おしゃれだったはずなのに服装にかまわなくなった。
(3)好きだった物事に興味を示さなくなった。
(4)ぼんやりするようになった。
(5)物忘れが激しくなった。
(6)物忘れを認めず、言いわけを繰り返す。
(7)怒りっぽくなった。
posted by Nina at 09:37| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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