ところで、 長崎さるく では 梅屋庄吉のゆかりの史跡を歩くというコースもあるようです。「さるく」とは、長崎の方言で歩き回るというような意味です。
http://tabinaga.jp/sonbunumeya/map.html
長崎出身の大実業家・梅屋庄吉は辛亥革命の指導者孫文をその妻トク(壱岐士族の娘)と共に物心両面で支え、宋慶齢との結婚も取り持つなど、日中動乱の感動のドラマで、TVで放映されて、私は釘づけで見ていました。その曾孫にあたる 小坂文乃さん(日比谷松本楼常務。立教観光学科卒)は「革命をプロデュースした日本人」という著書があります。松本楼には、宋慶齢が使ったピアノが置いてあるということからも、関係性が深かったとわかります。
一方、白蓮事件の相手であった、宮崎龍介の親族の出身地は荒尾市(熊本県)で、やはり孫文の革命成就の為に尽力した一人です。しかし、身代を潰して家屋敷は人手にわたりましたが、地域の思いは留められ、今は市の資料館として保全活用されているのです。日中友好の記念館としてVIPも訪問する観光の一シーンになっているそうです。
http://arao-kankou.jp/sightseeing/history/miyazakibrothers.html
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