2014年06月26日

新たな防衛システムの導入も着手か

 時事通信の報道(6/21)によれば、防衛省は北朝鮮の弾道ミサイル開発に対処するため、新たなミサイル防衛(MD)システムの本格研究に着手した。大気圏外から地上に向かって再突入してくる弾道ミサイルを高々度で撃ち落とす「終末段階高々度地域防衛(THAAD)」ミサイルと、イージス艦から発射する「海上配備型迎撃ミサイル(SM3)」の地上型導入に向け、米国と協議を開始した。
 自衛隊の弾道ミサイル対応はまず、海上に展開したイージス艦がSM3を発射し大気圏外でミサイルを破壊。失敗した場合は、地上に展開した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)で撃ち落とす2段構えの対応となっている。
 本格研究するのは、SM3とPAC3の間のタイミングでの迎撃態勢だ。THAADは米国が順次配備を行っている新型の迎撃ミサイルで、大気圏外から大気圏に再突入した弾道ミサイルを撃ち落とすことができる。2006年から13年にかけて行った11回の迎撃テストで全弾が命中。米軍はTHAADを韓国に配備することを検討している。
 地上型SM3は米軍が欧州のMDの一環として実験を重ねている。米国は5月、地上配備型SM3ミサイルの発射実験に成功。15年からルーマニアに配備する方針だ。海上型のSM3とは異なり、イージス艦を海上に展開させる必要がないため機動能力に優れ即応性が高い。

 また、ソウル聯合ニュース (6/18)によれば、韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は18日の国会答弁で、米国が最新鋭の迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を検討していることについて、「在韓米軍が戦力化する分には関係ない」と答弁した。
 THAADは米国主導のミサイル防衛(MD)の主力。金長官はTHAADの韓国配備について「米国で協議中だが、韓国が購入し配備する計画はないことは明確にした」と説明した。
 北朝鮮のミサイル迎撃のため韓国軍がTHAADを購入し配備する計画はないが、在韓米軍が独自に配備することについては、韓国は無関係だとの意味と受け止められる。
 在韓米軍のTHAAD導入に反対しないという意味かとの最大野党・新政治民主連合議員の質問に対しては、「(米国から)まだ検討するよう要請を受けていない。米国自体が内部で協議中だと認識している」と説明した。
 THAAD配備に対する中国の懸念については、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するのが目的だとした上で、「作戦範囲が朝鮮半島に局限されており、周辺国を刺激したり朝鮮半島を脅威にさらしたりするものではない」と強調した。
 また、韓米日の軍事情報共有に向けた了解覚書(MOU)の締結推進に関しては、「(北朝鮮の)核とミサイルに関連する情報に局限した情報協力」だとして、国民の理解を得て透明性を持って推進すると説明した。
 金長官は1日、新国家安保室長(閣僚級)に指名されたが、後任の国防部長官が就任していないため、国防部長官の資格で答弁した。

posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
カテゴリ
日記(3583)
ニオュ(0)
歴史(0)
chiba(60)