2014年04月30日

理研の対応、その後

 論文不正問題をめぐって、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが今月9日に記者会見を開いてから3週間が経過した。25日には、理研の調査委員長を務める石井俊輔・上席研究員が自身の論文にも画像の切り張りがあったとインターネット上で指摘されたことを受け、委員長を辞任。この問題は混迷を深めてきた。なぜなら、インターネット上では、科学論文の不正疑惑の告発が相次いでいる。ノーベル賞受賞の山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長も2000年に発表した論文の画像や図に疑問点が指摘されたとして検証の対象となり、28日、山中所長が、記者会見での説明を迫られた。論文が広く検証されるようになったことを示している一方、ネット上での指摘を研究者や研究機関がどう受け止めるのか、課題になってきている。

 自然科学での論文は、事実をデータで証明し分析するのが論文の大前提となるが、私の属する人文社会科学での論文は文献・資料によって立証できる事象をどう解釈するか”、学会などで納得を得られれば理論構成が可能だと理解される。そこで、解釈のオリジナリティーこそが論文の価値になると言われる由縁だ。もちろん、学会発表では画像を使うことも多くなって、写真データーも使うが、その管理もやはり大変だけれど、自然科学論文はネットでの論評も厳しくなって、尋常ではない。過去のデータを追及されると著名学者でさえ、データを探し出すことに右往左往する。故意の不正は論外だけれど、このような壮大な研究の発表手順においては、どうもデータの整理、編集をするスタッフがいるような気がする。そこで、私も3日には小保方さんに、同郷人として、同年代女子の母親の立場で応援の手紙を送った。理研は、今後、STAP研究の全データを検証するというが、研究発表前にそれをしていればと日本の先進分野だっただけに信頼失墜が悔やまれる。

 フジテレビの「新報道2001」が首都圏の男女500人を対象に17日に行った世論調査によると、小保方氏を支持する人は少なくないようだ。「論文を撤回すべきだ」とする回答が47・8%と半数弱に達したものの、「撤回すべきでない」は39・4%に上った。「責任が最も重いのは誰か」との質問でも、理研が50・6%を占め、小保方氏は16・0%にとどまっている。

 一方、政界では、小保方氏を擁護したり、記者会見での対応能力の高さを評価したりする声も上がっているという。

 自民党の町村信孝元官房長官は10日の町村派総会で「みんなでバッシングしてるのではないか。一生懸命やっているんじゃないか。女性がどんどん働ける社会を作ることは本当に重要だ」と擁護。

 日本維新の会の中山成彬元文部科学相も9日、自身のツイッターで「辛口のコメントも多いが、若い身空でよく会見を耐えた」と評価した。

 社民党の吉田忠智党首も9日の記者会見で「STAP細胞の存在を立証してほしい。めげずに研究を進めてほしい」と語った。

 出典:産経ニュース 2014.4.26 12:00
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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