スイス・ローザンヌの国際バレエコンクールは15〜18歳だけが参加でき、「将来性」を審査することで知られる若手ダンサーの登竜門。その決勝が1日夜、スイス西部ローザンヌで行なわれ、長野県松本市在住で松本第一高校2年の二山治雄(にやまはるお、17)さんが採点1位となり優勝した。2位に、横浜市青葉区在住で横浜翠陵高校1年の前田紗江(15)さんとなり、また、モナコ公国モンテカルロのバレエ学校所属の加藤三希央(みきお)さん(18)が6位入賞。このコンクールでの日本人優勝は、2012年の菅井円加さん以来2年ぶり。
42回目の今回は、295人がビデオ審査に臨み14カ国の69人が本選に出場。この日の決勝には20人が進んだ。上位6人は、世界の有名バレエ学校やバレエ・カンパニーへ1年間無料で通える。
国内各地で熱心かつ適正なバレエ教育がなされていること、1位の二山さんについてはポジションが正確であるし、2位の前田さんは入賞者6人の中で最年少なが「足の強さが印象的。まさに天才少女」との評価もされた。
このところの海外でも日本人の活躍が目立つ。先月は、松戸出身の小保方晴子さんのビッグニュースに続く快挙だから、嬉しい限りだ。
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