戦争の最終局面に至る1945年3月10日未明、東京がいよいよ大空襲となったということは、その過去の記憶であって、戦後世代には想像の域であるが、こうした中で空襲による火災に立ち向かった年少消防官(泉澤祐希)、学徒消防隊(市川知宏)の若者がいたことも知られていない。
こうした戦争にいく未満の若者たちがどのように街を守ろうとしたのかを描く、NHKスペシャル特集ドラマ「東京が戦場になった日」(3月15日・後7時30分)が、東京大空襲の時期に合わせ、放映される。戦争によってアジア、世界を相手の戦線を張った先の戦争で日本は相当なる加害者でもあったが、沖縄のみならず全国各地が戦火にあえいだ。針までも弾丸、軍艦の鉄にするとの資源不足で開戦したが、結局は戦前戦後の飢えと貧困をGHQに救ってもらう羽目になった。この戦争の咎を国民総ざんげだとしたが、軍部の指揮の矛盾について指摘できたものはいない。なぜなら、その中には軍資金をため込んだかしていた輩もいたはずで、政界に煙幕を張って日本の戦後を画策し今もあちこちにその影響を残しているような気がするが、狡猾なしかけに尻尾はつかめないだろうから、国民が覚醒することでマスコミばかりがすべてを正確に報道できるなどとは考えないほう良いのだろう。
戦後の部分で市川役を演じた米倉斉加年(79)は、当時を振り返って、福岡に学童疎開していたが「戦争は昨日のように覚えている。2歳にならずに栄養失調で死んだ弟のことを思い出しながら撮影した」と語っている。「戦争が起これば普通の人が巻き込まれることをこれほど強く訴える作品はない」とも熱く語っていたという。大空襲は、全国各地におかれた軍事工場のある都市にも多数の爆弾の嵐となった。千葉市もその例にもらず、工場付近にあった小学校及び師範学校にも焼夷弾が落ちて、多くの年若い子女の命も奪われた。泉澤の母役は工藤夕貴(42)が演じる。
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