2013年12月08日

秘密保護法案、与野党の攻防

秘密保護法の暗点.png


※内容は20131122日時事ドットコム掲載時のものを参考にした



 特定秘密保護法案の審議は5日の特別委員会で、与党は特定秘密保護法案の強行採決に踏み切るが、これを受けて夜に開かれた参議院本会議は深夜にまでなり、TVライブで報道された。
 政府・与党は、会期を延長してでも特定秘密保護法案を今の国会で成立の方針。与党側は2日連続の深夜の国会を避けるため法案の採決は行わず、6日に先送りした。法案に反対する民主党は、強行採決をした特別委員会の中川委員長の解任決議案を提出したほか、複数の大臣の問責決議案や安倍内閣の不信任案も検討するなど図る考えだ。一方、みんなの党と日本維新の会は、第三者機関の設置では与党と合意したものの、「国会運営が強引だ」として、一部議員を更迭するなど衆参足並みがそろわない事情もあったため、本会議の採決は退席する模様だ。

 ここに至るまでのことの起こりは、海保の中国船との争議に始まり、その際の映像を出したことが、秘密漏えいにあたるとか、否とかだったように思い起こす。そして、北朝鮮の状況は、金総書記の周辺で歌手を含む側近までも公開処刑されたということで、与野党政権が入れ替わってからの日本海周辺の安全保障に、現政権は躍起になる事情もある。それを国民がどう理解しているか、国民の将来に不利益があるとすれば、その当たりの祖語も起きないか充分な審議も重要なはずなので、拙速すぎるとの批判も当然だ。

 これまで自民、公明両党と日本維新の会、みんなの党の衆参での修正協議は、与党が骨格部分を譲らないまま、野党が譲歩し、国民の知る権利を侵害しかねないとの懸念が言われ、国会前のデモも盛んになっていた。


 秘密指定の期間が「原則60年」との修正や、永久非開示となり得る例外項目も行政の裁量で拡大解釈される恐れがあり、民主党などは「明らかな後退だ」(海江田万里代表)と批判を強めている。

 維新は11月22日の臨時総務会で修正案を了承。しかし、これに先立つ部会では賛成が27人だったのに対し、23人もが反対を表明した。修正協議の責任者の藤井孝男国会議員団総務会長は、記者団に「大幅に譲歩したとか、後退したとか言われているが、とんでもない」と気色ばんだが、党内に渦巻く不満は隠しようもなかった。


 修正案は、秘密指定の期限について、暗号など7項目を例外とし、最長60年まで延長可能とするもの。秘密指定が「無期限に延長できる」との批判は当初からあり、政府案は30年超の指定は内閣承認が必要との「歯止め」を設けていた。維新が最終的な公開にこだわった末に、与党の逆提案の「60年」が残る結果となった。つまり、維新の妥協が60年という長期間の指定にお墨付きを与えたとの見方もありそうだ。


 7項目の例外規定は、暗号のほか、(1)武器、弾薬などの情報(2)外国との交渉に不利益を及ぼす恐れのある情報(3)情報収集活動の手法・能力(4)人的情報源に関する情報(5)外国から60年を超えて秘密指定を行うことを条件に提供された情報(6)政令で定める重要な情報−と多岐にわたり、その基準も曖昧だ。

 本来は不要なはずの「秘密指定」まで行われるとの懸念もある。維新は譲歩しつつも、秘密指定できる行政機関を内閣官房、外務、防衛両省に絞り込むよう要求したが、これに対し、与党側は拒否。修正案はこの結果、法施行後5年間に秘密指定の実績のない行政機関は指定権限を失うとしたため、指定権限を維持したい省庁側が不必要な指定を行う可能性も否定できないということだ。


 共産党・志位和夫委員長は、特定秘密の指定・解除に「首相が第三者的な観点から関与する」としたみんなとの修正合意に関しても、行政トップの首相に中立性を期待するわけにはいかず、野党は「論に耐えないごまかしだ」と反発していた。


http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_politics20131122j-04-w610
posted by Nina at 22:00| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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