各地の自治体などが作る「ご当地キャラクター」が競う「ご当地キャラ総選挙の決勝大会が6日、大丸東京店であり、関東地区代表のふなっしー(千葉県)が初代チャンピオンに輝いた。総選挙は各地の百貨店とご当地キャラが協力し、地域を元気づけようと初めて開催された。
総選挙は全国約480種類のキャラが立候補し、全国7地区の予選を勝ち抜いた代表で決勝が行われた。7月10〜25日にインターネットで受け付けたところ、3万3573人から投票があり、2位はオカザえもん(愛知県)、3位がことちゃん(香川県)だった。なぜか、クマモンがいないがそういう中でも今年の一位はふなっしーだった。
ふなっしーは地元・千葉県船橋市の公認キャラクターではなく、かなりお上から無視されての実力行使だったが、要するにお役所とはそういうもの、センスを求めるのは無理というもの。
ともかくトロフィーを手に「活動を始めた時は誰もいわれなかったけど、とうとう1位。感謝してるなっしー」とコメントした。
オカザえもんは、名古屋市の現代アート作家、斉と公平太(さいと・こうへいた)さんが昨年発表した作品。顔が「岡」をかたどり、胸に「崎」の文字がある。岡崎市は地元の文化や魅力をPRする「岡崎アート広報大臣」に任命し、イベントなどで活躍している。斉とさんは「感謝、感謝でござる。これからも岡崎のPRに頑張るでござる」というオカザえもんのコメントを発表した
船橋市長は「特産の梨だけでなく、おかげで年代を問わず船橋が注目された」と述べ、ふなっしーがなし遂げた業績を称賛。近く行う表彰式で「和解」が実現する見通しだ。