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このブログでは、地球サイズの行動派」をモットーにしてきた通り、市議・海津にいなの日々考えている事、見たこと、聞いた事、考えたこと、日々の活動を日誌としていきます。グローバルな視点で我孫子の今昔を紡ぎ合わせてABIKOと「観光」(まちの輝きを観せる意)、SDGsを率先してきたことを伝えます。
我孫子は、嘉納別荘と白樺派の関わりは深く、『リーチ先生』の新聞連載(2018)では我孫子の話がふんだんに登場していました。陶芸家として決意するリーチには、白樺派の一員として我孫子での暮らしが人生で最もハッピーな思い出だと記していた。実は、平将門の活躍の拠点だった時期もあったと調査がされてきました。NHK大河ドラマでロケ地観光のブームとなった『平将門、風と雲と虹と』(1976)の際は、まだ知られてずの郷でした。2019年では、同ドラマ『いだてん』によって嘉納治五郎の艱難辛苦がつまびらかにされ、東洋初のオリンピックが東京に決まるまでには、手賀沼もオリンピック競技施設の候補にと考えていた事が知られ、市民の浄財で嘉納銅像が建立(2020年)されました。五輪開催に奮闘した嘉納は晩年は我孫子別荘とご自宅とに半々でくらし、急逝された後にはご家族が移り住まわれていたことが近年の調査で分かってきました。さあ!智慧をもたらず巳年こそ、ねじり鉢巻きで、巻き返す年に!!

海津にいな 「あっちこち@ABIKO」活動日誌

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2013年09月28日

日中、キンモクセイの香りを楽しむ

キンモクセイ(金木犀)は、秋に香りの良い小さな花をつける庭樹として植えられます。中国では桂花樹とよばれ、もともと中国南部原産の常緑広葉樹で、オレンジ色の小さな花が甘い香りを遠くまで運びます。中国では、地名の由来にまでなっている「桂林」の桂花樹はとても有名です。中国では樹木としてのほかに花茶として、また、高級菓子の原料やキャンディ、エッセンシャルオイルを抽出することなどに利用されています。

中国の茶藝では、特に香りを大切にする。聞香杯と茶杯の小さな二つの器がセットで出されることが多い。聞香杯は細長い香りを楽しむ器で、お茶は小さな湯呑用(日本の半分くらいの大きさ)の茶杯に移してから飲む。 普通は最初にお茶が入っている聞香杯の方から茶杯に移して、移した後の聞香杯で残り香りをゆっくり楽しむのが風情。

その聞香杯の香りの楽しみ方は、聞香杯を手の中にかくれるように握り込み、左手で聞香杯を隠すようにおおって鼻の方に持っていく。そうやって聞香杯からただよい、あふれてくる香りを楽しむ。ままごとのようなサイズの器で、中国にしては、いじらしい感じのお茶のしきたりがあったのだ。このお茶の楽しみが、日本に伝わると、朝鮮陶器の井戸茶碗をこよなく愛した茶人たちが、様々な道具仕立てで日本の茶道が形作られ、岡倉天心などはThe book of Teaという本を表したので、日本の茶道は世界的に認識されていったのは興味深い。 

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日本における茶も、もともとは中国から禅とともに輸入されたものでした。臨済宗の栄西から始まり、一休禅師によって「茶禅一味」という美的鑑賞と宗教が一体となり発達、村田珠光(奈良の僧)、武野紹鴎らにとって侘茶(わびちゃ)が創始されたということです。

しかしながら、柳宗悦の著書「民藝四十年/利休と私」によれば・・・「寂び」とはただ寂びしみということではなく、仏法の言葉であった、本来は凡ゆる執著を去る様をいうのだ。「茶美」は詮ずるに「寂の美」である。これをやさしく「貧の美」といってもよい。今なら分かりやすく「簡素の美」とでもいうかも知れぬ。かかる美を味わう茶人を数寄者といったが「奇」とは足らざる様を指すので、足らざるに足るを知る人の悦びを味わったのである・・・と結んでいます。

利休と遠州を激しく非難したとされることを柳本人は否定しますが、利休によって茶道そのものが駄目になったとも捉えられる表現が出てきます。一般的には、利休によって侘び寂びが成就されたわけでしたが、人間利休は俗な事が図々しく平気ででき、人一倍権力に固執し、秀吉によって切腹させられたという歴史的事実は、兎角秀吉を悪者にしがちだが、利休は秀吉との権力闘争になるべくして敗れたとみたのです。時の為政者と結びついた茶道は、所詮金持ちの道楽にしか過ぎず、茶道具全てが権威主義と化してしまったと言うことは好ましくないと言おうとしたようです。


さて、キンモクセイの中国茶・桂花茶は、香りが濃厚で長い間持続し、かつ高尚、上品だとされて緑茶、紅茶、ウーロン茶によい香を付けることができるとされています。広西桂林の桂花焙青(緑茶)、福建安渓の桂花烏龍、四川北碚の桂花紅茶などは桂花茶の芳しい香りを付けてお茶のこくのある風味を際立たせます。このように桂花茶は独特の風格がある特産品として国内外に愛好者がいます。

桂花茶は近年日本や東南アジアでの需要がふえて、取引価格はは品質の良い高級ウーロン茶を上回ることもあるそうです。特に烏龍茶と紅茶に合わせる研究開発が成功して、桂花烏龍茶、桂花紅碎茶(紅茶)などの輸出や国外販売の新しいお茶の品種ができました。

緑茶と蜂蜜との金木犀のブレンド
1.グラスなどの茶器に桂花茶と緑茶をいれて熱湯をそそぎます。
2.約3分ほどしてから蜂蜜をいれてすぐいただけます。すこしさましてから氷を浮かせた冷茶はさわやかで暑気払いに最適です。 温かい桂花茶は健胃・整腸の作用があり、口臭もおさえるそうです。
3.桂花茶を10gほどの多いめにつかって菊花をブレンドすれば油をおろして ダイエットなるそうです。
紅茶とブレンドするときは桂花茶3gにたいして紅茶1gが適当です。 しかし、紅茶にレモンを添えるように紅茶を主にするときは反対の割合にします。

中国緑茶の場合、蓋付きの湯飲みがあれば、湯飲みに茶葉をいれて蓋をするだけで飲める。中国では、インスタントコーヒーのガラス瓶に茶葉をいれて持ち歩き、飲むときに熱い湯を入れて飲んでいる人も多いのも、発見ではないでしょうか。日本では、マグカップに茶こしがセットされた便利なものも出てきました。秋の週末に、日中の歴史を思いめぐらし、ゆっくりお茶でもどうでしょうか。

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PROFILE
ブログ製作者:海津にいな                 (KAIZU Nina、新菜)。
経歴:(株)発明工房役員、我孫子市議会議員(5期)を続行中。児童英会話インストラクター、野村総研(政策研究部所属など)勤務した。放送大卒、立教大学(観光学研究科 )修了。筑波大学大学院(博士課程後期 単位取得退学)
コミュニティ−活動:めばえ幼稚園・四小PTAの役員/青山台自治会副会長・三小・我中PTAの役員/久寺家学習指導(書道)、生涯学習推進基本計画策定委員(’99) 
NGO活動、他:NGO・ACT(我孫子カルチャー&トーク)の会、開かれた県政を進める会世話人(〜‘09)、女性のための政治スクール(10期)、千葉県ボランティアコーディネーター、千葉県観光人材育成セミナー。日本観光研究学会、eシフト、自殺対策議員有志の会、自治体ウオッチ(世話人)。
市民活動:我孫子市国際交流協会(初代理事・広報部長)、我孫子の文化を守る会、我孫子フィル後援会、我孫子地産地消協推進協議会、我孫子市消費者の会(`90〜)、エコライフ、谷津を守る会、かっぱ祭り実行委員(第1〜3回)、AYA(フィンランド劇団招聘)、きもの愛好会、湖北山の会、市史研究センター会員、まちづくり編集会議:将門プロジェクト企画。
生涯学習:オープンスクール(武蔵野美大、川村学園女子大学、中央学院大学、麗澤大学、上智大学、放送大学)にてリカレント他、国際理解活動の必要からギリシャ語、スペイン語、仏語、韓国語、英語を学ぶ。CCC(異文化コミュニケーション=英会話クラス)
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