明治期、日本からのドイツへ国費留学生として渡った森林太郎の帰国の後を追って船で横浜に来ていたというエリーゼの存在は、多くの鷗外ファンと研究家に衝撃を与えました。作家は、事実の断片をかいま作品に表すことがあります。時代と母親や親族の望みによって翻弄される自らの気持ちを封じ込め、本心をあからさまには語らず、軍医として奉職、後に作家・森鴎外へと転身していった林太郎、そうとは知らないエリーゼは荒波を超えて一人で40日もの船旅をして極東の国・日本へ覚悟をもってきたというのに、毅然と帰国する。卑怯な青年の心を悔みに悔やんだであろう・・・。そう思って、鴎外作品を読んでみるとこれまで見えていなかったことが見えてくるのではないでしょうか。
ところで、我孫子の研究者によって、書かれた本がヒントになり、六草いちか氏がさらなる調査を続け、エリーゼ像の背景を明らかにするために教会に残っていた記録(日本でいう過去帳)を探し当て、出自を割出し、ついにエリーゼの晩年の写真も入手しました。
http://www.shirakaba.ne.jp/tayori/140/tayori141.htm
http://www.shirakaba.ne.jp/tayori/140/tayori146.htm
六草氏は、『それからのエリス−いま明らかになる鷗外「舞姫」の面影』の出版を記念して講演会を開きます。
エリーゼは、林太郎と別れてから後、どのような人生を送ったのか、ふたりは二度と会うことがなかったのか、ふたりの愛ははたして本物だったのか。そしてまた、森鷗外にまつわる知られざるエピソードなど・・・今回の講演では、新たに突き止められた驚きの事実の数々をご紹介されます。明治の文豪の思想、時代背景を新たにとらえ直す画期的な一稿となりそうです。
講演会にご興味がある方は、下記へお問い合わせください。
【開催日】2013年9月15日(日)
【会 場】ホテル椿山荘東京 庭園内 料亭「錦水」
【時 間】17:30 受付・会計 ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」
18:00 記念講演
19:30 お食事
21:00頃 終了予定
【定 員】60名
【講 師】六草 いちか
【料 金】10,000円(消費税・サービス料込)
【要予約】03-3943-1140(9:00〜21:00)
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